資産運用を真剣に考える より豊かになるために・・・

セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

金価格 6年振り高値

金価格が国内外で6年振りの高値を付けたそうです。

 

7月19日時点の国内小売価格は5,407円/g 買取り価格は5,332円/g(田中貴金属)でした。ドル金利の低下や、ホルムズ海峡を中心とした地政学リスクの上昇が原因だと考えています。よって、金価格の上昇を素直に喜ぶことはなかなかできないところです。

さて、

金積立を始めたのは今から20年以上前です。当時は1,000円台/gでしたので、5倍近くに値上がりしています。一時900円台/gになって真っ青になりましたが、歯を食いしばって買い続けました。

 

金は金利を生みませんので、投資先としては金鉱株の方が良いのではないかとというのが最近の私の持論です。また、投資として積立方式はあまりヨロシクナイのではないかというのが私の持論です。

 

でも、万が一の場合は心の支えになります。日本の経常収支がいつまでも黒字とは限りません。円が暴落しないのが当面のメインシナリオですが、長期的にはどうなるか誰にもわかりません。最近ではMMTなる意味不明の理論も出てきています。

 

積み立てていたものは、半分くらい超小型のインゴットにして自宅で保管しています。万が一の場合積み立てているだけでは何の役にも立ちません。物理的に大きな形にしておくと、現金化が出来ない可能性があります。

 

形をイヤリングやチェーンに変えた物もあります。奥様がそれで喜べば金利がなくとも

少なくともそれなりの効能はあったと思って良さそうです。かつて1回だけダイヤモンドに換えてしまったことがありますが、ミスだったのではないかと反省しています。

 

不安定な世の中です。本当は金価格が下がるような時代になってもらいたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

7068 フィードフォース セカンダリー取引

投資というよりトレードなんだと思いますが、先日セミナーで受講したIPOのセカンダリー取引を行ってみました。

 

対象銘柄は表記の7068 フィードフォースです。

 

昨日クローズしましたが、無事にセミナー代金を大幅に越えるリターンを得ることができました。自慢できるような利益規模ではありませんが、厳しい相場環境ではありがたいこと限りありません。

 

感謝感謝。

 

 

 

 

 

 

 

 

エクソンモービルを打診買い

ホルムズ海峡閉鎖、多分ないとは思いますが、絶対無いとも断言できません。

 

ホルムズ海峡閉鎖となってもシェールガス・オイルは安泰です。ということで米国の石油会社エクソンモービルを打診買いしました。

 

元々保有していた米ドルMMFを資金源としました。特定口座ではMMFを別の商品に変えると含み損が顕在化します。米ドルMMFを保有している証券会社は特定口座がプラスになっていたので、含み損顕在化で課税された部分が戻って来る予定です。

 

原油が大幅上昇すると、資産は大きく減ずることになります。テールリスクとはいえ、絶対無いとは言えないリスクです。少しでもヘッジしておきましょう。

 

昨日日経平均は大きく下がりましたが、持ち株はなぜか上昇。保有株式資産は年初来高値となりました。

 

ぬか喜びとならぬ様祈っています。

10連続前日比増は昨日で途切れるも・・・ミニ大台到達

一昨日まで続いた10営業日連続前日比増が昨日で終了しました。私個人の株式関連資産の話です。年初来増加額がミニ大台を復活してきてくれました。

 

昨日で連続記録は途切れたものの、GW前までに到達していた年初来資産残高高値レベルはかろうじて維持できています。

 

このところの連日の資産増にはからくりもあります。3月末配当金です。比例配分方式で証券会社口座ごとに入ってきますので、その分が嵩上げされています。配当は投資の果実ですから良しとしましょう。

 

円高も進んでいますので、円資産が多い個人としてはやや頬が緩みます。

 

政治がらみのコンフリクトが世界中で増加しています。米対中、米対欧州、日対韓、米対イラン、米対露、いずれも投資活動には阻害になります。自由主義資本主義経済の恩恵をフルに受けてはいますが、これらが資産の偏在化を発生させ、民衆の不満が溜まってきていることが原因であることは間違いありません。

 

政治にはもう少し弱者に優しい世界を作ってもらうことを期待しています。反面、個人としては政策の変更に耐えられるような対策を打っておくことも必要かと思います。

 

 

 

 

 

ホルムズ海峡 きな臭さは増しています。

イランの低濃縮ウラン貯蔵量が2015年の核合意で決められた量を超えたとのことです。

 

選挙を控えたトランプ大統領は戦争を避けたいと考えている筈ですが、イランが核兵器を持つようなことは受け入れる筈がありません。

 

イスラエルは絶対に容認しないでしょう。サウジも容認するはずがありません。

 

万が一戦争が起きれば、勿論その規模にもよりますが、原油が高騰するのは必至です。

 

以前売却してしまった原油ブルETFは一部ですが買い戻しています。追加で購入するか否か迷っていますが、さらに買い進めるつもりです。

 

米国系の石油関連会社の株購入も考えています。もしかしたら、ロシアルーブルも検討の余地ありかもしれません。

 

いずれも稼ごうというより、ヘッジをするための取り組みになります。

 

きな臭い世界になってきています。

 

 

 

 

「金」価格が上昇を続けています

米ドルの先安懸念やペルシャ湾での緊張の高まり等で、金価格が上昇しています。

 

国内の販売価格が5000円台/gを超えてきました。

 

三菱マテリアルで金積立を始めた頃は、1000円/g超位で、1000円/gを割った時に青ざめた記憶があります。

 

当時は月2万円くらい積み立てていましたが、足下は3000円の筈です。

 

一度金価格が高騰したとき、クロス取引で益出しをしました。長期譲渡所得の特別控除を使って無税で取得価格を上げています。

 

その後、半分くらいですがいつでも持ち出せるよう小型インゴット化して自宅で保有しています。嫁さんのアクセサリーにも大分化けています。形が変わっただけで大半は金のままです。

 

継続して積み立てているものも残っているので、長期譲渡所得の特別控除を活用して再度クロス取引を行って取得単価を上げる予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

IPOはまずまず

景気の先行きがなかなか見通せないことから、最近はTOBとIPOからみの投資に力を注いでいます。TOBとかIPOに絡むお金のやりとりは、ごく短期間なので「投資」というより「トレード」といったほうが正確かもしれません。

 

バルデス1枚、ユーピーアール2枚、sansanは10枚確保しました。sansanは3枚残していますが、他は全て売却済みです。

 

インフォネットを1枚確保済みですので、これにも期待しています。

 

昨年のメルカリのような大きな利益は出せませんが、コツコツと稼いでいます。

 

簡単に当たるものではありませんが、適切な努力を重ねればそれなりに利益を確保することができることもわかってきました。

 

主力の普通株投資もようやく目鼻がついてきました。昨年は利益確定を怠った結果大きな損失を被りましたが、今年は順調に利益確定を重ねていいます。

 

今、原油価格を見たら大きく上昇しています。お恥ずかしい話ですが原油ETFはとうの昔に売却済みです。なんとも情けない限りです。ロイヤルダッチシェル株がYTDで高値を更新しているのが救いです。

 

 

ホルムズ海峡危機 となれば原油でしょう。

久しぶりの投稿となります。暫く父親の看病でブログ更新ができませんでした。

その父を看取って、多少時間ができるようになりましたのでブログ再開です。

 

さて、

ホルムズ海峡がきな臭くなってきました。

 

どう転ぶかわかりませんが、当面この危機的な状況が好転することはなさそうです。

 

米国が世界のスーパーパワーであることに疑いの余地はありませんが、その力は相対的に落ちてきています。既にロシア、中国そして北朝鮮と敵対している米国が、イランともことを構えることはそう簡単なことではありません。ましてや、本来協力を得なければならないアラインアンスを自壊させながら、どうするつもりでしょう。

 

誇り高きペルシャの人々が、簡単に米国の軍門に降るとも思えません。米国の軍事力が圧倒的とはいっても、ロシアの軍事力のバックアップがあればそれなりの対抗策は構築可能と考えます。

 

トランプ大統領は、いろいろなところで拳を上げていますが、対中国との関係では落としどころを見失っているように見えます。イランとの関係でも簡単に落としどころを見つけることは難しそうに思えます。ただ、次回選挙を考えると簡単に引くことはできません。

 

ホルムズ海峡封鎖は可能性として決して高くはありませんが、十分ありうるシナリオとは考えられます。

 

危機感が高まって値を上げる商品は何でしょう。

原油、シェールオイル株、金、米ドル、ロシアンルーブル、代替エネルギー株といったところでしょうか。

 

とりあえず、原油ブルのETFを金曜日に購入してみました。

 

株の動向がきになるところですが、国際政治における日本の立ち位置も気になるところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資の視点 当面の戦略

国内、国際共しばらく政治の世界が騒々しそうです。米中、ペルシャ湾共に気が抜けません。国内も解散風が吹いてきました。

 

当面は持ち高を減らしてヒット・アンド・アウェー戦略で臨むつもりです。

主たるターゲットは、

 

①TOB銘柄での鞘抜き

 足下カブドットコムとKIH、アピックヤマダを狙っています。

 

②IPO

 大量申込みで少量でも確実にゲットしようと考えています。

 

③ディフェンシブ銘柄

 こういう環境の時こそディフェンシブ銘柄です。ヴェリタスにも出ていた

 武田に注目しています。

 

④好業績 内需系

 足下好業績、内需系、エアコン他の銘柄に注目しています。因幡電産、GMOペパポ、電算システム、都築電気、KHネオケム、じげん、手間いらず他

 

⑤割安銘柄

 大きく押した時は発動予定です。そのための調査を怠らずに。安定業績高配当になった銘柄は狙い目かもと思っています。

 

⑥個別テーマ

 当面の狙いは上場子会社のガバナンスについて、です。6月に経産省が発表予定です、株式新聞にも取り上げられつつあります。

 

さて、上手く行くでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

GW対策 今更何ですが・・・。

本日からGW明けです。

それにしても昨日のトランプ大統領のツィートには驚かされました。一言で世界を動かすことのできる権力者というのは恐ろしいものです。もう少し自重してもらいたい気もしますが、1個人投資家として所与の条件として対応せざるを得ないと思っています。

さて、

GW中の対策として保有株式は少し軽くしておきました。併せて日経ベア型上場投信をやや多めに保有しておいたので、大きく下落したとしてもなんとか耐えられそうです。

 

本日は日経ベア型投資の反対売買から入ってゆくことになりそうです。

6747 KIホールディング TOB

6747 KIホールディングが小糸製作所に買収されることになりました。買付け価格は455円/株です。

 

申込み期限は6月12日で、決済は6月19日、申込みはSMBC日興證券になります。

 

一応上場子会社のTOBとなります。

 

KDDIが事前に宣言していた8703 カブドットコム証券のTOBも事前条件がクリアされたことから正式に実行されることとなりました。昨日発表されています。

 

 

 

 

有料(優良)株式セミナー参加 大いに刺激を受けました

昨日は有料の株式セミナーに参加しました。いろいろと勉強になった上、大いに刺激を受けることができました。

 

参加費用は全部で3回。昨日が私にとっての第1回目です。費用は20万円強です。それだけ見れば安くはありませんが、このセミナーに参加してそれ以上の利益が出れば安いものです。

 

有料セミナーには何度も参加しています。幸い今まで外れくじを引いたことはありません。

 

個人的な体験から言うと、

 

少人数(大教室でしない)のセミナーであること

夜の懇親会等情報交換ができること

講師個人の実体験を元に話がされること

 

が良いセミナーの条件であるような気がします。

 

本を読めば知識は得られますが、実体験に基づくノウハウは人との交流がなければ得られません。そういう意味でセミナーは私にとって貴重なものです。

 

刺激を受けられるのもこうした機会の良いところです。「せねばならない、まだまだ頑張らなければならない」という気になりました。

 

講師の方、参加者の方々 どうもありがとうございます。

 

 

 

 

 

投資の視点 上場子会社のガバナンス強化

昨日のモーニングサテライトでコメンテーターの岡三証券 阿部氏が言及していました。TOBにつながる可能性もあるのではないかとの話でした。私も全く同感です。

 

少し前の日経にも関連する記事が出ていました。それによると、優良上場子会社が保有している現金を親会社が借り受けている例があるとのことです。「関係会社預け金」というそうです。

 

本来子会社が持っている現金は子会社自身の成長のために使用するべきものなのに、大株主が吸い上げるのはおかしな話です。代表的な例としてKNTCT(親会社は近鉄)やNSSOL(同日本製鉄)、ベリサーブ(同SCSK)やSCSK(同住友商事)等がでていました。

 

ちなみにベリサーブは親会社のSCSKにTOBされました。

 

過去私が保有していた銘柄の光製作所は、余剰資金の大半を親会社に貸し付けていましたが結局「売り渡し請求」という処置をとって市場から退出しました。厳密にはTOBではありませんでしたが結論は同じで株価は大きく値上がりしました。

 

経済産業省は、上場子会社のガバナンス強化のための指針を6月を目処に出す予定とのことです。少数株主保護の為、大幅に社外取締役を増やすことを検討するそうです。その中には親会社出身者を含まないとのことです。

 

私も、いくつか仕込み始めています。

 

TOBにまで行かなくとも、余剰資金が自社成長のための投資や株主還元に向かえば市場は好感するはずです。期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

資産運用・投資の目的は何か? それはより豊かになる為

ブログタイトルを少し変えて見ました。

 

なぜ投資をするのか、なぜ資産運用をするのか。

一言で言えば「より豊かになる為」です。

 

「豊かさ」の定義や尺度は様々で人によって異なりそうです。衣食住が足りていればそれで良しとする人もいるでしょう。他方、豪華クルーザーに別荘を持たないと「豊か」と感じられない人もいるでしょう。セミリタイア出来ればそれで良しとされる方もいるかもしれません。上を目指したら際限がありません。

 

私は、「豊かさ」はお金(又は資産)と時間の余裕で計れるものではないかと考えています。お金があっても時間に余裕がなければ遊べません。他方、時間が合ってもお金がなければこれまた遊べません。両方があれば最強です。

 

投資や資産運用によってお金が得られればより早く時間を得ることができます。勤労による所得は所詮自分(と伴侶)の努力だけですが、投資や資産運用をすることで、レバレッジを効かせられます。ある一定の資産や資金が得られれば「働かざるを得ない」状況から抜け出し、時間に余裕ができて「豊か」な状態になります。ちなみに、「豊かさ」だけを人生の目標とするならより早く「働かざるを得えない」状況から抜け出した者勝ちとなります。

 

でもそれだけでは個人的に物足りないと思っています。せっかくこの世に生を受けたのだから、もう少し目標は大きく持ちたいものです。

 

私は即物的です。煩悩にまみれています。欲望の塊です。関係ありませんが英語で言えば「greed」です。欲しいことやりたいことが山ほどあります。勿論全部は出来ないでしょう。でも昔俺には到底無理と思っていたことが出来るようになっています。夢を捨ててはいけません。

 

60歳まではなんとか若い人と同じような遊びができると考えています。制約はあるかもしれませんが70歳でもいろいろ活動できると考えています。でも80歳を過ぎるとどうなるかわかりません。己の年齢を考えると少々焦りも感じます。

 

「惻隠の情」を忘れてはいけません。これは「豊かさ」と両立可能です。むしろ「豊かさ」が増える程、情を注ぐことが可能となります。

 

そのためにも、資産運用・投資について真剣に考え続けなければなりません。

 

若輩ながら今後も情報発信を続ける予定です。

最後まで駄文にお付き合いくださり、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資の視点 10連休

「GW10連休をにらみ思惑交錯」という記事が今朝の日経に出ていました。

 

10連休中は海外の株式相場が上下に振れても日本株を取引できないため、国内外の少なくない投資家が事前に仕込んだ投資戦略が裏目に出ることを意識した持ち高縮小を進めているとのことです。その売りの対象が、年初来で高い運用成績を残す内需・ディフェンシブ銘柄といっています。JRとかJリート等がその具体的な対象と書かれています。

 

私の保有している銘柄の中にも、業績や他株との比較でちょっとこれはないだろうというレベルにまで売られている銘柄があります。ストレスは溜まりますが、冷静に考えればチャンスかもしれません、ということで安値で指し値を出し始めています。

 

10連休中には売買ができませんので、それまでに持ち高の整理又は売り建てを進めざるを得ない者が増えるのは必至です。4月27日から連休がはじまりますので、最終週の前くらいまでには整理または売り建ての大半は終了しているのではないでしょうか。

 

業績が良いまたはさらに良くなる見込みなのに売られている銘柄は、こういう時が購入するチャンスではないかと思っています。