資産運用を真剣に考える より豊かになるために・・・

セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

「投資の視点」 日経記事 「親子上場」解消加速、20年度はや15社 市場圧力強く   

一昨日の日経記事タイトルです。

 

少数株主あるいは一般株主の権利が強まっています。

 

親会社が株式の過半数を所有しているからといって、自由になんでもできる訳ではありません。

 

この記事のせいか、私が所有している親子上場の子会社2社の株価が随分上昇してきています。

 

4107 伊勢化学 :AGC(旭硝子)の子会社です。時価総額150億円です。

          親会社に短期金利で78億円貸し付けています。PBR0.61倍

 

1776 三井住建道路:三井住友建設の子会社です。時価総額82億円。有利子負債0で

          現金を100憶円程保有しています。PBR0.7倍

 

三井住建道路は預け金とか短期貸付といった形で親会社に資金還流させていません。が、伊勢化学はひどいものです。

 

親子上場の解消は自然の流れではないかと考えています。

         

 

 

 

 

 

 

8184 島忠 TOB

事前にニュースで流れた、DCMによる島忠へのTOBが正式に発表されました。

 

2枚保有していましたが、1枚は早々に利益を確定済みです。

 

もう1枚については、島忠の1株当たり純資産額が4600円だったので、TOBがあるとしたら価格はそれに近い値であろうと考え、保持していました。うまく当たってくれました。1か月未満の保有で、約6万円の利益です。投資金額は34万円位ですから年利は200%超になります。

 

さて、

現在、ソフトブレーンとNTTドコモのTOBで超満腹状態です。自分で課している上限をはるかに超え、法人含めて倍以上になっています。

 

TOBは買取価格が決まっている極めて確度の高い投資方法と考えています。ただ、実施されない可能性がゼロというわけでもありません。天災等の不可抗力が起きた場合には中止される可能性は十分あります。資金の長期拘束もネガティブな点です。

 

当面TOB関連の投資は見送りとなりそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TOB NTTドコモ(9437)

写真は、現代美術作家 杉本博司氏 が作った小田原にある江之浦測候所の写真です。杉本氏はつい最近日経「私の履歴書」に出ていた方です。

 

モダンアートは私のような人間には理解しがたいところがありますが、この測候所は楽しむことができました。

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さて本題です。

NTTによるNTTドコモ(9437)のTOBが発表されました。

 

TOB価格は3,900円/株です。

期間は、9月30日~11月16日で、決済は11月24日からとなっています。

 

申し込み先証券会社は三菱UFJモルガンスタンレー証券(以下三菱証券と略)です。auカブコム証券は入っていません。同社はKDDIの子会社だからという配慮からでしょう。

 

昨日、10月2日に参戦しました。購入価格は、@3880円~@3878円です。

 

手数料、株式移管料、TOB価格との差を踏まえて計算すると、直接利回り0.5%前後になります。通常インターネット証券では手数料にシーリング(上限)がありますので、利回りは購入株数によって差がでてきます。

 

移管手数料は、500万円以上であれば三菱証券が負担するとのことでした。

 

購入日10月2日で決済日が11月24日なのでが、期間は54日です。利回りを計算する場合、TOBの申し込み期限を使用するのではなく、決済開始時期を使います。

 

0.5/54日*365=年利3.3%位になります。

 

因みに、特定口座が赤字の場合税金がかかりませんので、利回りは3.3/0.8=4.1%程度となります。

 

TOBの対象となる銘柄の株価は申し込み期限が近づくにつれて高くなります。投資期間が短くなるので、その分TOB価格との差が小さくなっても利回りが稼げるからです。株価のピークは、TOB申し込みの1週間位前になるケースが多いようです。通常、証券会社を移管するのに最低でも1週間以上かかることがその理由です。

 

4779 ソフトブレーンのTOBも申し込んでいますので、TOB向け資金は過剰気味です。中途で利益確定してしまうかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5614 川金ホールディングスMBO 1株当たり純資産額を下回るMBOは失敗するケースが多い

本日16時にMBOの発表がありました。

 

5614 川金ホールディングスです。

 

MBO価格は388円/株です。

 

買主は、川金ホールディングスの社長鈴木新吉氏オーナーの㈱SSホールディングスです。

 

川金の保有資産を細かくチェックしていませんが、四季報ベースでは1株当たり純資産額は860円(6月)です。保有現金は66億円で、直近の時価総額が61億円です。

 

川金は、買収防衛策をとっていますが、今回のMBOはこれに当たらないとしています。

 

結論から言えば、「安すぎMBO」「出来レース」です。

 

最近の傾向から言えば、こうしたMBOの場合まず間違いなく市場価格がMBO価格を上回ります。明日のストップ高が385円ですから、MBO価格を上回るとすれば明後日からになります。

 

特に最近のMBO・TOBで1株当たり純資産を下回る価格提示の時は、記憶にある限りほぼ当初発表価格を上回る結果になっています。

 

明日はストップ高の385円に張り付くでしょうが、明後日は400円位にはなるのではないでしょうか。

 

こういうMBOは断じて許してはなりません。

 

なんとなく、みずほでの案件で多い気がします。

ANA 2000億円規模の公募増資? 日経朝刊から

シルバーウィークにお世話になった。京都割烹 和ごころ 泉さんです。

行くあてがなかったので、ホテルのコンシェルジュにご紹介いただきました。

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さて、掲題のANA 増資の件です。

 

今朝9月26日の日経朝刊にでていました。「2000億円の公募増資を検討していることが、25日わかった。」と出ています。

 

因みに、明後日発売の東洋経済のタイトルは「エアライン 鉄道 激震!」です。中にはANAとJAL統合の真贋という記事もあります。JANA(ジャナ)とか名前が出ていました。個人的にはAJA(アジャ)の方がウケるのではないかと思っています。笑

 

ANA(全日空)は、コロナ禍前まで海外路線に力を注ぎ投資も相当行っていた記憶があります。

 

その後、コロナ発生→大幅売り上げ減です。返済する必要の無い増資は必至と考え、株式の購入は見合わせていました。

 

PTSでは既に金曜日終値比で4%程下げています。

 

9月末の優待獲りのピークが28日になります。ANAもクロス取引の売りが大分かさんでいるものとお思われます。29日には優待獲りクロスが終了しますので、それから「売り」で参入をすることを検討中です。

 

リーマンショックの際、大手銀行の増資を機会に大いに設けた個人投資家を知っています。私もいろいろとノウハウを蓄積しています。

 

投資ではなくトレードかとは思いますが、ちょっと頑張ってみようと思います。

 

 

8184 島忠 TOB(?) ストップ高で2枚確保

 

シンガポールで撮影したマリーナの写真です。

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というのは真っ赤な「嘘」で、実は東京都江東区にある夢の島マリーナです。

 

さて、掲題の8184 島忠です。

 

「3050 DCMHが8184 島忠をTOB」か?、というニュースが流れたのは9月18日です。

 

連休中遊び呆けてすっかり忘れていましたが、懇意にしている対面型証券会社営業マンから電話があり思い出しました。

 

そういえば、アークランドがリクシルビバを買収したのこともあります。つい先日の話です。思い出せませんが、他でもあったはずです。

 

DCMHD、島忠を子会社化か?6000億円規模のHCグループ誕生へ _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】

 

この業界は集約化が進んでいるようです。差別化が難しい業界では集約化が一つの答えであるような気もします。

 

会社側からは正式に決まったものは何もないと発信されています。ただ、あながちウソでもなさそうな情報です。マスコミも一応の裏はとっているでしょう。

 

8184 島忠の1株当たり純資産額は4608円(四季報ベース)。仮にTOBがあるとしたらこれを下回る価格は通常では考えられません。全株買取でなくとも、連携だけでも業績面でよい影響が見込まれます。

 

島忠にはオアシスとか南青山不動産とか、ややこしい株主が結構います。安定株主はウェルカムの筈です。

 

等々のことを考え、水曜日、比例配分を狙った買いをいれました。2枚確保です。

 

昨日中に1枚は処分しましたが、1枚は保有しています。

 

9月末優待獲りがありますので資金の大半はそちらに向う予定ですが、安くなったら買い増し予定です。

 

さて、どうなるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ソフトバンクPO 配分は2万株

写真は週末にクルージングした際撮影した写真です。海はべた凪で、波もうねりも全くありません。

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海も金融市場もこんな日が続けば、楽勝です。でも、そうは問屋が卸しません。人生も航海も先に何が起こるか分かりません。

 

伊豆七島の三宅島まで行ったのですが、帰りは大荒れ、母港までたどり着けず帰宅が1日延びてしまいました。写真は大荒れ翌日、早朝の伊豆大島波浮港の写真です。前日は波浮港への入港にも結構苦労しました。

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さて、ソフトバンクのPOです。

 

証券会社との良い関係を築くためと割り切り、追加資金も入れてめったに応募しないPOにトライしてみました。配分は2万株となりました。

 

14日値決めでしたので、15日にすべてつなぎました。大きな逆日歩が付かない限りこれで利益確定です。残ったお金は優待獲りには向かわず、その証券会社にとどまって9月末を超える予定です。担当者の成績に少しでも貢献できていれば幸いです。ピカピカのIPOが先々頂戴できれば文句はありません。

 

 

 

 

 

 

 

プレジャーボート関係の事件・事故発生 「安全第一」を肝に命ずる

プレジャーボート関係の事件・事故が続いています。私もボートでのクルージングが大好きなので、他人ごとではありません。

 

1つは、鎌倉由比ガ浜で海水浴客の近傍にてプレジャーボートを航行させた事件。プレジャーボートというよりクルーザーとかヨットと呼ばれる類の船です。ネットで検索すると動画まで出ています。MARQUIS(マーキーと呼びます)の50フイートクラスのヨットだそうです。

 

www.youtube.com

 

常軌を逸した航行です。許しがたいものがあります。怪我人が出るようなことは無かったのですが、関係者には猛省を促したいところです。

 

幸い怪我人等は出なかったそうですが、そもそもなぜこんな浅場を航行するのかが、私には全く理解不能です。

 

もう1つは、猪苗代湖の事件。こちらは痛ましい事故となりました。なぜ事故となったか詳細は不明です。1人死亡、3人重軽傷の大事故となったようです。

 

沖合で人が泳いでいる中にボートが突っ込み、亡くなられた方はスクリューに巻き込まれたようです。父親の運転しているボートから湖に入っていたところにボートに突っ込まれたとのことです。

 

詳細は不明ですが、明らかなウァッチ不足。前方および周辺注意を怠った事故に違いありません。

 

ボートの運転は、自動車運転以上に注意が必要です。ボートにブレーキはありませんし、道路標識もありません。遠くは見通せますが、近場の人間とかは意外と見えません。最大限の注意が必要です。

 

今週末、自分としてはチャレンジングな遠方への航行を計画しています。ベテランも一緒です。近海ではないので人を傷つけるようなことはないですが、天候が気になるところです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資の視点 菅総理大臣(?)の政策

今朝の日経に、菅官房長官へのインタビュー記事がでていました。ちなみに1面最初のタイトルは「菅氏、デジタル庁検討へ」です。

 

何面かに分かれています。キーワードと私の個人的な感想を羅列します。

 

〇 日銀総裁

  黒田日銀総裁は続投です。お金ジャブジャブ状態継続決定。低金利継続で、銀行の各種手数料値上がりが決定です。黒田さん、実力者かとは思いますが、76歳は良いお歳です。

 

〇 デジタル庁

  DX(デジタルトランスフォーメーション)は引き続き注目されます。システム系会社の株価はすでに高くなっていますが、具体化が進めばさらに高くなるかも。出遅れで政府系に強い9613 NTTデータとかどうでしょう。一度売却しましたが、現在調整中の8157 都築電気を買いなおすことを考えています。

 

〇 中小企業再編

   中小企業の再編に言及しています。企業の大ぐくり化は、生産性の向上につながるそうです。菅さんと仲良しデビット・アトキンソンさんのコメントにありました。今週発売の東洋経済は「事業承継 M&A」ー後継者選び、待ったなしーです。高配当の2174 GCAは仕込み済み。2127 日本M&Aセンターはすでに大分高くなっています。「最低賃金の引上げは検討に値する」とコメントされています。

 

〇 オンライン診療

   恒久化すべき。というのが菅さんの主張です。医師でないのでわかりませんが、老いた母が定期的に同じ薬をもらいに行く度にタクシー料金を払って病院に行くのは合理的とは思えません。コロナ禍の現在は、電話でお薬を処方してもらっています。

 

〇 経済対策

   いままでの政策の継続とV字回復を狙っているようです。特に目新しさは感じられません。地方への目配りを考えれば、国土強靭化のための公共事業は継続です。

 

〇 供給網

  国際的なサプライチェーンの見直しについて触れています。経済安全保障についても言及されていました。米中対立継続を意識してのことでしょうか。

 

〇 携帯電話

  「多くの利用者はデータ通信が大容量のプランで引き下げを必要としている。」

  とのことです。携帯電話会社には向かい風です。

 

投資の格言に「国策に逆らうな」といものがあるそうです。

 

デビット・アトキンソンさんの本をアマゾンで購入することにしました。

   

 

 

9434 ソフトバンク 株式売り出し

9434 ソフトバンク PO 申し込むことにしました。

 

申し込み先は某大手証券会社です。昨日支店にまで足を運びました。

 

今年の3月末、私の担当者に不義理を働いた経緯があります。必ずしも私だけが悪い訳ではなかったのですが、心にしこりが残っています。

 

因みに、それ以降そこからのIPO配分はパッタリと止まりました。当然といえば当然ですね。

 

とある銘柄のMBO後、罪悪感からその売却代金を残していました。今回はその資金にほぼ同額をプラスしての申し込みです。併せて、9月末もその残高を維持する旨確約しておきました。担当者の顔には笑みが浮かびます。

 

PO申し込みは比較的勝率の高い投資(?)法です。ただ絶対ではありません。また、IPO時の悪いイメージがまだ残っています。

 

日経225への採用や、高配当、株価が低いレベルにあること等は追い風です。が、正直、あまり期待はしていません。

 

今回は、その対面型大手証券(担当者)との関係修復と、先々の小規模IPO狙いです。

 

IPO分配は裁量で行われています。いわゆる抱き合わせはご法度ですが、世話になった顧客への配分は問題になりません。

 

恩をうれば仇ではかえって来ません。人間関係は少々面倒くさいところですが、世の中結構ギブ・アンド・テイクで回っているのが実態です。

 

担当者としっかり握って、支店を後にしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資の視点 東京証券取引所は少数株主保護の手続きについて検討を進める 日経朝刊から

今朝の日経記事に出ていました。

 

東証のHPを見ると次のようになっています。

 

株式会社東京証券取引所(以下、「東証」という。)は、2020年9月1日に、従属上場会社における少数株主保護の在り方等に関する研究会による「支配株主及び実質的な支配力を持つ株主を有する上場会社における少数株主保護の在り方等に関する中間整理」(以下「中間整理」という。)及びその概要を公表いたしました。

 

https://www.jpx.co.jp/equities/improvements/study-group/index.html

 

研究会の発表はしっかりフォローさせていただいています。

 

大株主である親会社からの支配により、上場子会社の少数株主が非常に不利な立場に置かれている場合が多く、私が保有している上場企業でも少数株主は虐げられています。

 

色々なケースが考えられますが、私が株式を保有している会社では、CMS(キャッシュ・マネジメント・システム)という名目で余剰資金が親会社に吸い上げられています。

 

子会社のB/S上を見ると「預け金」となっています。短期の金利で親会社が預かり(実質的には貸し付け)、長期にわたってそれを継続することで親会社は長期借入金の支払い金利をセーブしています。

 

一方少数株主は、本来得られるべき配当や自社株買いで還元を受けることができず、低いROEを甘受せざるを得なくなっています。誠に腹立たしい。

  

経済産業省がオブザーバーになり、CMSの問題点につき研究会で指摘をしています。

 

東証には是非とも取り組みを進めて欲しいと考えています。

 

親子上場の解消は時代の流れです。投資のチャンスにもなると思います。

 

 

 

 

 

 

日経225ベア2倍型ETFは惨敗も保有株は大きく上昇

先週末購入した日経225ベア2倍型ETFは惨敗でした。金曜日場中に購入したので終値までの下落分がポケットとしてあったのですが、それでも大きくマイナスとなってしまいました。菅官房長が有力候補として浮上したためと思いますが、私にとっては想定外です。

 

ただ、保有株は大きく上昇してくれました。

 

いつの間にか保有株の中で一定の割合をしめていた商社株が大きく上昇してくれました。私が主に所有しているのは8002 丸紅と8058 三菱商事です。上昇はバフェット氏のニュースのお陰です。

 

オンライン四季報の大量保有報告速報には、各商社ともナショナル・インデムニティー・カンパニーという会社の名前が出ています。バークシャーの子会社なのでしょう。

 

商社株は益も十分乗ってきたので売却しようと考えていたのですが、もうしばらく保有することにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

安倍首相の辞意表明と株式取引他

週末で、かつ夕刻には安倍首相の会見があるとのことで本日は朝から弱含みの展開を予想。市場は思ったより強く始まりそうに見えたので、昨日購入した日経ベア2倍型ETFは朝の寄り付きで処分。若干のマイナスで終わる。今思えば早く処分しすぎました。

 

それでも、安倍総理大臣が辞任する可能性ありと思い、念のため午前中に再度日経ベア2倍型ETFを再度購入。安倍首相退任のニュースが流れたので、同ETFをさらに追加購入しました。

 

日本国内より海外での評価が高かった安倍首相の退任です。外国人の売りは来週が本番と考え、やや厚めにベア型のETFを購入して週末を越すことになりました。同ETF含み益はそこそこありますが、保有株を全てカバーするには程通りレベルです。

 

安倍首相と二人三脚で歩んで来た黒田日銀総裁はどうなるでしょうか。直ぐに退任されることは無いと思いますが、日銀の政策に若干でもぶれが生ずれば円高に向かうものと考えています。足下は若干円高に振れています。個人的には円高賛成派です。

 

保有株は、午前中終わりで前日比大幅増でしたが、終値ベースでは若干の増で終わったようです。

 

円高は基本日本株にはネガティブに効きます。が、世界的な超低金利は継続しますし、日銀が金利を上げることも容易ではありません。株にはしばらく追い風が吹き続きます。リスクは米中を中心とした地政学的リスクでしょうか。

 

さて、

資金が拘束されていたため取り組めなかった4779 ソフトブレーンのTOBですが、本日朝から法人2で購入を開始しました。実際のTOB開始はスカラの株主総会9月29日で承認されることが前提となっていますので、TOB価格とのスプレッドが結構あります。

 

約定まで少しかかると考えていましたが、安倍首相辞任のニュースで9割型は約定してしまいました。週明けはもしかしたら価格が下がり、スプレッドが開くかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘柄研究 6403 水道機工

先日家族で宿泊に行った箱根芦ノ湖プリンスホテルです。最高の立地で外観も素敵です。が、中は極めて大衆的で老朽化が進んでいます。ちょっとがっかりしましたが、その分気を遣わずリラックスできました。西武鉄道、足下資金も無いでしょうから改善されるのは当分先になるでしょう。 

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さて、6403水道機工です。この銘柄購入したのは多分一昨年。記憶が定かではありません。水道法改正をにらんで購入した記憶があります。

 

サウジアラビアでのコロナ蔓延で決算が出せずに、一昨日ようやく2020.3末の決算がでてきました。

 

足下の水道設備老朽化は同社にとって追い風ですので、多くの投資家が決算内容に期待し株価は前日までに大きく上昇していました。が、肝心の決算内容は衝撃的な内容でした。

 

売上高、営業利益は想定通り前年比大幅増でしたが、サウジアラビアでの投資損失等で約24億円もの損失を計上し、当期利益は赤字となってしまいました。

 

昨日の同社株価は大きく下落し、約14%ほど下落しています。

 

それなりの株数があるので、私の保有証券口座も大きく目減りしています。

 

痛くないと言ったらウソになりますが、売り上げも堅調に増えていますし、営業利益も前年度比20%強の増加です。昨年度末の受注残高は過去最高となっているそうです。受注残高は先行きの売り上げにつながります。今回、大半の膿を出し切ったと考えれば、大いに期待が持てます。

 

因みにこの会社ですが、事実上の無借金会社です。余った資金を親会社の東レ(51%株式保有)に「預け金」として貸し出しています。

 

長期保有することを前提に、取得単価を下げるため、かつ含み損を顕在化させ配当所得にぶつけるため昨日クロス取引を実施しました。

 

9月28日に株主総会が開催される予定です。通常の総会の時には出席できないのですが、今回は時期がずれていますので出席予定です。

 

 

 

 

 

 

相続税をクレジットカードで支払えないか検討中

知らなかったのですが、大半の税金はクレジットカードで納税可能です。相続税もクレジットカードで納税できます。

 

ただ、支払い手続きに手数料がかかります。手数料は消費税含め1万円当たり83円かかるとのことです。0.83%分の費用となります。

 

ご承知の通りクレジットカードを利用するとポイントが付きます。ポイント利回りがこの費用分を上回ればメリットが生じます。

 

また、 クレジットカード使用の場合信用枠の問題がありますので納税できる金額に自ずと限界があります。これも忘れてはいけませんね。

 

さて、

私の使用してるメインのクレジットカードはSPGアメックスカードです。

 

ホテルで有名なマリオットグループのクレジットカードで、会費は高いですが1年間使用すると無料でマリオット系列のホテル1泊分宿泊権を得ることができます。

 

100円利用するとマリオットボンボイのポイント3ポイントを得ることでき、マリオットホテルにポイントを利用して宿泊することも可能です。

 

航空会社のマイルに交換も可能です。ANAやJAL、その他多数のエアラインへのマイル交換も可能です。

 

マイルへの交換は60,000ポイントを交換した場合、3ポイントが1.25マイルになります。 結果100円クレジットカードを使うと1.25マイル得られる勘定になります。マイルの価値ですが、国内のエコノミークラスを使用の場合、通説では2円程度の価値になるそうです。国際線のビジネスクラスやファーストクラスを使用した場合、価値はさらに上昇するとのことです。1マイル2円で計算すると、100円利用ごとに2.5円相当のベネフィットを得ることになります。

 

残念ながら、アメックスで公共料金を支払った場合は200円利用ごと3ポイントの付与とディスカウントされるそうです。それでも、クレジットカードを利用すれば200円で2.5円、100円換算で1.25円相当の利回りが得られ、前述のクレジットカードによる納税手数料を上回ることになります。

 

信用枠の問題ですが、アメリカンエクスプレスカードにはデポジット(事前支払い)制度があります。信用枠を大幅に超えて支払う場合でも、その金額を予めアメックスに支払っておくことで通常の信用枠を超えてクレジットカードを利用することが可能となります。ポイント還元率に変更はありません。

 

いろいろ調べてきましたが、ここまで来て壁に当たりました。

 

クレジットカードによる納税ですが、どうやら1000万円未満の額までしか納税できないようです。私が今回検討した相続税の納税ですが、実は伯母からの遺贈に伴う相続税の納税で、1000万円を大きく超える見込みであることがわかりました。

 

念のため、現金納付との併用ができないかとか、他に方法がないかとか聞く予定ですが、やや凹んでいます。

 

他の納税があった場合、利用することにしましょう。