資産運用を真剣に考える より豊かになるために・・・

セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

IPO 2998 クリアル 100株ゲット

IPO 2998 クリアル 100ゲット。

 

まとまった資金投入で手に入れることができました。

 

久しぶりです。ありがたいとは思うけど、資金勝負だけだと面白味に欠けます。

 

100株だと上昇率100%でも利益は9万円程度。貴重な収入と割り切ります。

 

9221 フルハシEPO は定石通り本日初値で売却しました。

 

 

 

3月末決算 「J」社から株主名簿を調達

昨日「J」社に行き、株主名簿閲覧謄写請求権を行使しました。

 

先日同じく権利行使した 4107 伊勢化学 と違い、名簿を判読するのがなかなかむつかしい、資料もA3判でA4の冊子を見開きでコピーしたものです。PDFで読み取るのが難しそう。

 

意図したもの否か不明だけど、わざわざ見づらくして写しを作成したようにも思えます。

 

前回大分苦労したので、今回は、東京、千葉、埼玉、神奈川、静岡および愛知県の株主、それに大口の個人投資家宛てに書類を送付する予定です。一般論として女性の出席者は少ないので、女性と思われる株主には送付しない予定です。

 

伊勢化学の名簿には無かった「所有者区分」が面白い。私のところには「個人」と記載されているが、人によっては「個人 従業員OB ○○」とか「個人 役員OB 〇〇」とかと書かれています。(〇〇は番号)

 

会社法109条1項において、「株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならない。」と規定されており、各株式の内容が同一であるかぎり同一の取り扱いがなされるべきという意味と理解されています。

 

それが、株主ごとの属性として「役員OB」とか「従業員OB」とか区分されているのには違和感を覚えます。

 

経営が株主の属性を知っておくということ自体は必ずしもおかしいとは思わないけど、オフィシャルな株主名簿にそれが記載されていることには違和感を覚えます。

 

これは総会で「監査役」に質問することにしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

9278 ブックオフ PO 1500株

ブックオフPOは 1500株の配分となりました。

 

インフレ下では中古品の需要が高まるに違いないと見ています。

 

市場が同じ思いを持っているか否かは不明ですが、PO発表前まで株価は右肩上がりでした。

 

本日はPO価格をちょっと上回っていますが、果たして受渡日にはどうなっているでしょう。

 

大きく下げるようでしたら、追加出撃予定です。

 

 

 

 

株式投資勉強会 勉強会の醍醐味はその後の懇親会

昨日は四季報INVESTORSさん主催の勉強会。

 

ツイッターはしないのですが、伊勢化学工業の総会関連でお世話になった名古屋の長期投資家ことなごちょうさんが講師をされるというので参加させていただきました。

 

講師は10(テン)バガーハンターこと「愛鷹」さん、そして「なごちょう」さんです。

 

皆さんすごく勉強されている上、視点が私と違うので大いに勉強になりました。

 

印象に残ったのは、愛鷹さんの、「アベノミクスもあってここまで資産が増えた。が、これからの環境で同じことができるか分からない」と言う言葉です。(正確になんとおっしゃられていたか失念しましたが、意は同じ筈です。)

 

ご謙遜されているところもあるとは思いますが、これからの相場の大変さを意識されての発言と思います。

 

参加者は全部で50~60人位いたでしょうか。費用の徴収はありましたが、微々たるものです。幹事さんやスタッフの方々は多分手弁当だったのだと思います。ご苦労様でした。

 

終了後は、懇親会。

 

その後、さらに「名古屋の長期投資家」さん、「ひばり」さん、「みつ公認会計士投資家」さん、「stanley_taichang」さんらと投資家バーにしけこみました。

 

凄い方々ばかりで圧倒されます。

 

投資家勉強家では色々なことが学べます。他の方々から凄い「刺激」を貰えます。成功されている投資家は、何か「視点」が違ったり、注がれているエネルギーが何か違います。

 

勉強会は基本的に座学です。でも醍醐味は勉強会後にあります。色々な本音やご苦労を聞くと本当に勉強になります。普段なかなか話のできないお「金」の話ができます。

 

楽しい、かつ刺激的なひと時を過ごすことができました。

 

「勉強会」お勧めです。

 

 

 

 

9278 ブックオフPO 申し込み

これだけインフレが進めば、やはり中古品の需要が高まるのではないでしょうか。

 

中古品が大好きです。

 

今のマンションは中古品です。以前の住んでいたところも中古です。今は賃貸に回しています。

 

ボートは今の艇で4つ目ですが、過去2回中古艇を購入しています。

 

昔は良くブックオフに本を持って行き、売れたお金で外食というパターンが結構ありました。良い思い出です。

 

子供にも勧めていますが、今一つ反応が良くありません。

 

ということで、ブックオフのPO申し込みました。あまり獲れ無さそうですが、一寸きたいしています。

 

足下価格は大きく調整しています。短期の値幅取りが狙いではありますが、安定操作期間中の売りヘッジはしない予定です。

 

 

IPO 9221 フルハシEPO 100株

久々のIPO ゲットです。

 

9221 フルハシEPO 100株。

 

獲りに行ったいった案件ではありません。懇意にしている証券会社担当からの紹介です。

 

その時点で、結果は推して知るべしといった感があります。

 

でも、得するかもしれませんし、万が一損をした場合もそれを交渉のネタにすることも可能です。

 

ありがたく頂戴することにしました。

 

ブックオフのPOも思案中です。インフレ下ではセコハンの市場は有望かと思います。

2178 トライステージMBO

2178 トライステージがMBOされることになりました。

 

スキームは素人の私にはやや難解です。勉強のネタとしては面白うそうです。

 

MBO価格は565円/株。申し込み期限は6月10日で、決済は6月16日です。

 

1株当たり純資産価格を大きく上回っています。順当に行きそうな感じをうけています。

 

公開買い付け代理人はSMBC日興証券です。

 

どうするか未定ですが、フルスピードのTOBよりかは量が手に入りそうなので、トライしようと考えています。

 

2159 フルスピード TOB

親会社フリービットによるTOBです。完全子会社化をめざしています。

 

TOB価格は551円。

 

1株当たり純資産価格は318円です。これを大きく上回るTOB価格なので、一応の合理性はあります。ただ、成長企業であること、保有現金もあることから、もしかしたら狙われるかもしれません。

 

申し込み先証券会社はSMBC日興証券。

 

期限は5月30日までで、決済は6月3日です。

 

TOB価格が低いと利回りが向上しやすいのですが、流通株式数も多くなく出来高も少ないので、数を確保するのが難しそうです。

 

5月終盤、それなりの数が確保できるのであればトライするかもしれません。

 

 

TOB価格は値幅制限の上限を超えていますので、本日はストップ高となります。

 

6623 愛知電機 代表取締役 小林 和郎 様 個人株主の「声」を手紙にしました。

先ほど速達簡易書留にて送付しました。勿論本紙は実名で発送しています。

文章が下手くそで嫌になります。恥をかき捨て、公開することにしました。

 

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6月株主総会 闘いのポイント

<考え方編>

・キャッシュリッチ企業に対し、消費者物価上昇率2%の環境下では税引後2%以上の運用でないと事実上目減りすることについて考え方を確認する。日本の法人税実効税率は30%程度なので、税前で最低でも2%÷0.7=2.9%以上の運用利回りが必要。

 

・CMS(Cash Manegement System)等を通じて親会社に短期貸付金(預け金)等をしている場合、上述の利回りを下回る金利で貸し付けると事実上の利益の移転が生じる。これについてどのように考えるのか確認する。会社法109条1項「株式会社は、株主を、その有する株式の内容及び数に応じて、平等に取り扱わなければならない。」との関係も聞く。

 

・インフレ下で金利が物価上昇率より低い場合は、現金を保有するより借りた方が得になる筈ではないかと問う。(資本コストの視点から金利の節税効果ふくめて)

 

・1株当たり株主資本を下回る企業(※)に対しては、「株主資本は経営者・会社に預託した資金であり、株主がこれを回収するには市場で売却する以外術がない。これが続くと株主は元本を回収する機会を失することになる、これは由々しき事態である」のではないかと問いかける。(※ 「PBR<1」は問題、では迫力に欠ける。)

 

・配当性向が100%を切る場合さらに株主資本が増加することになるが、これが無事株主の元に帰って来るシナリオ又は計画を「期限を切って」示せないか質問する。併せて、それができないなら、株主還元性向を変更するか、経営者を変更するしか方法がないのではないかと問う。

 

・株主資本コスト、負債コストについて色々聞く。(質問を洗練化する予定)

 

<手法編>

・必ず事前質問書を送付する。今回は3社実施予定。内1社は伊勢化学工業と同様個人株主に配布予定。他についてもツイッターやブログに掲載予定。ただ、老体にどこまでできるか自信なし。

 

・どう考えてもおかしな発言が会社側からあった場合、「今のご発言は株主総会議事録に記載されると考えてよいか」とプレッシャーをかけるのを忘れずに。伊勢化学の際、社長が「目減りしても剰余金を源とする現金を維持しておきたい」と発言した際、言うのを忘れました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月投資成績 新規株式投資 他

昨年末比で+4.3%。

 

日経225やTOPIXには負けていないけど、全額投資している訳ではありません。資産の大半を占める円預金を考えると、トータルでは負けレベル。

 

伊勢化学工業の総会にエネルギーを集中させすぎました。

 

こんなことやっていなければ成績はもっと上がっていたに違いありません。でも株式市場で利益を得てきた人間は市場に貢献する義務があると考えています。多少でも余裕ができていた人間の務めです。一種のボランティア、社会貢献と割り切り引き続き活動は続ける予定です。家内からは趣味でしょと言われていますが・・・。

 

これからは3月末決算企業の親子上場子会社の子会社総会に向けてエネルギーを注ぐ予定です。

 

さて、新規株式投資です。

今更とは思いましたが、昨日はスクラップ業者の株を購入してみました。少し前から古銭が値上がりしているのを見て、これは狙い目と思っていたのですが、すぐ忘れてしまいます。ようやく昨日、3168 黒谷 と 7456 松田産業 を少し購入しました。

 

併せて、銀行株を追加購入してみました。

三井住友信託銀行、三菱UFJフィナンシャルグループです。インフレの際は現金価値が下がってゆきますので、金利がそれを下回る場合は借金した方が得になります。

 

一番借金している会社はどこか、それは銀行です。普通預金でお金を集めて長期で運用しています。長期金利はまだ低いレベルではありますが、それでも大分上昇しました。銀行はある意味、巨大なFX投資家でもあります。借り入れた円普通預金が外貨にもばけています。

 

上手く行くことを期待しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Japan International Boat Show 2022 LY650

横浜ベイサイドマリーナに浮かぶ、Lexus Yacht  650です。

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www.lexus.com.au

 

ゴージャスなヨットです。

 

因みに、このレベルのボートを米国ではヨットと呼びます。

 

潮抜きが大変と一瞬思いましたが、このレベルのヨットを購入する場合クルーを別に揃えることが前提となるので、自分で清水を掛けることはあり得ません。

 

トヨタの方に伺ったら、税込5億円程度とのことです。別会場(パシフィコ横浜)で売られていたフェラーリ ROMA 3,000万円が安く思えます。

 

日本国内でもいくつかの引き合いがあるそうです。

 

たまにラクジュアリーな世界に足を踏み入れると刺激になります。購入される人も同じ人間です。「頑張らねば」という気にさせられます。

 

国内のボート業界は引き続き活況(とあるディーラー談)のようです。米国も相変わらずの活況で、とあるブランドのボートについて伺ったら工場のラインが埋まっているので日本に入ってくるまで2年待ちとのことです。バブルはまだ続いているのかもしれません。

 

海好き、船・ボート好き、港・マリーナ好きの私には久々の癒しのひと時となりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

4107 伊勢化学工業 株主総会報告

昨日は伊勢化学工業の株主総会でした。

 

出席株主は30人から40人位。

 

質疑含めて総会は2時間以上に亘り、非常に活発なものとなりました。

 

事前質問状に対する回答は、スクリーンに映し出して一括回答する方式でした。私から株主全員に関係する話なので、是非株主全員に通知することを考えてもらいたいと発言したところ、検討すると回答いただいています。

 

質疑ですが、

 

保険があるとしても災害に備えて一定の金額保持が必要で、その金額は60億円程度であり、かつそれを余剰資金(自己資金)でまかなうつもりである様な発言がありました。また、他人資本導入について「今」は考えていないとのことです。俄かには信じられないものですし、到底受け入れられるものではありません。

 

自社株買いについても、固定株主が多く流通株主比率に抵触する恐れがあるのでしない。ということも受け入れ難い発言です。無償増資と併せて大株主に話をすれば比較的受入れ易いものではないかと思っています。

 

まあ、

退任される社長が今までやってきたことを否定する訳にはゆきませんから、当然と言えば当然の回答だったのかもしれません。

 

株主資本コストが2.39%とであるという回答には驚きました。ベータとか現金を保有することで数値が変るということを別の株主様から教えてもらいました。勉強不足でまだ咀嚼できていません。もう少し勉強する予定です。

 

昨年は事実上私だけが発言をするような総会でしたが、今年は多数の方々が有効な質問をしてくださり、一般株主が何を考えているか十分知らしめることができたかと思います。新社長・新独立社外取締役他経営陣に変えねばならないという強い「圧」となってのではないかと思います。

 

東ガス出身の新任独立社外取締役も、東ガスとは違うなと褌を締め直したのではないでしょうか。

 

今回、株主総会が盛り上がったのが私の手紙発送をきっかけとしたものであったとしたら、とりあえず大成功だったのではないかと自己満足に浸っています。

 

親会社への実質還流であった短期貸付金も減りました。いままで同様のことができなくなることは、親会社からの〇〇Bを招きやすくなりますし、それが出来ない場合にはROE向上を目指さざるを得なくなるものと思います。

 

会場で声をかけてくださった株主の方、予めメールでご連絡下さった方、特に挨拶はしませんでしたが手紙をご持参した方含めて、ご参加くださりました株主の皆様どうもありがとうございます。

 

会社側からの回答は受け入れがたいものばかりではありましたが、延々と質問を受け入れてくれた会社および退任された湊前社長の対応には非常に好感を持つことができました。

 

次はまだ未定ですが、5907 JFEコンテイナーを対象に考えています。

 

3月末株主優待取得 例年通り定期券狙い

例年通り株主優待は私鉄の定期券を狙います。

 

3月末で現物株を持つ必要がありますので、ネット証券に信用枠があってもそれだけでは足りません。キャッシュが必要となります。

 

保有株を野村証券に移管し、毎回恒例になったWebローンを利用します。自分の口座だけでなく法人口座も3つあるので、資金をどう割り振るか結構悩みます。ネットバンキングも利用していますがそれでは移しきれないので、銀行まで行って振込です。

 

名鉄、近鉄、西武、京急、東武、西鉄、JR西日本、京阪等大どころは大体押さえました。

 

昔は結構高値で売却できましたが、最近は参加者が増えたせいか利回りは減少気味です。

 

ただ、短い期間でしっかり利益が得られるのは貴重です。

 

 

 

 

 

 

 

 

4107 伊勢化学工業 株主総会 追加質問状

先日伊勢化学工業に株主総会事前質問状を送付しましたが、追加で昨日質問状を送付しました。

 

次の通りです。追加質問その2については「SAP」「旭硝子」で検索した結果でてきたSAPの導入事例を出力、添付して質問しています。

 

<追加質問その1> 「消費者物価上昇率と余剰資金運用利回り」

(1)3月18日に総務省が発表した消費者物価指数(CPI)によると、今年2月の月次上昇率は前年同月比で0.9%の上昇となったそうです。なにもせずに余剰資金を置いておくとその分だけ減価することとなります。企業が余剰資金を運用する場合、法人税がかかります。日本の法人税実行税率は約30%といわれています。余剰資金を運用するにしても法人税課税後で0.9%を超えていなければ目減りすることになります。0.9%を0.7で除すると約1.3%となります。足下の親会社AGCへの短期貸付金の金利はこれを上回っているのでしょうか、また、その他流動資産中にある有価証券(合同運用指定金銭信託等?)の利回りはどうでしょうか。因みに3月28日現在でAGCへの短期貸付金残高がどうなっているかも教えてください。

(2)日本経済新聞は2022年3月19日付の記事で、今年の4月からは消費者物価指数の上昇率が2%程度になるとの日銀黒田総裁の発言を伝えています。上述と同じように2%を0.7で除すると約2.9%となります。この利回りを下回ることは、株主から預かったお金を実質目減りさせることにつながります。また、これを下回るような利回りでお金を貸し出す場合、その貸出先に消費者物価指数上昇率と利回りの差を供与することにつながります。従ってこの2.9%を上回る投資に向けるか、株主に還元することによって目減りリスクを株主に移行するような対策を打つべきと考えますがどうでしょか。4月は目の前です。当然対策の検討は進んでいると思います。考えをお聞かせください。

(3)資本コスト中の株主資本コストが、上述の2.9%を上回っているならば、自社株買いは極めて有効な株主還元につながりますし将来の再投資にも活用できます。株主の期待利回りでもある株主資本コストをどのように認識されているのが教えてください。

 

<追加質問その2>「親会社AGCグループ会計システムとの関係」

  • 添付資料1は2013年7月にSAPが出したAGC旭硝子のグローバル会計統合基盤

構築の事例です。私の認識では伊勢化学工業㈱はAGCの連結対象子会社とである筈です。随分前の資料なので現状と違っているかもしれませんが、現在の伊勢化学工業㈱の会計システムはどうなっているのか、また親会社AGCとの会計システムのつながりがどのようになっているのか教えてください。

  • 添付資料1によれば、AGCのグループトップはグループ会社と同じ画面を見なが

ら報告内容を確認できる。とあります。伊勢化学工業㈱も同様の扱いになっているのでしょうか。事前に独立社外取締役に報告される前に、親会社の経営者に情報が上がるようなことになりますが、まさかそのようなことは無いですよね。

(3)親会社AGCは大株主であると同時に取引先でもあります。万が一会計システムが共通化されていると、製造原価等が丸見えになっている恐れがあります。連結経営を否定するつもりは毛頭ありませんが、例えばAGCと職を兼ねている方に対しては社内情報へのアクセスを制限するようなファイアーウォールを設けるとか、AGCの職を完全に辞してもらうような工夫が必要かと思いますが、どうでしょうか。

 

<追加質問その3>「AGCグループ経営との関係」

  • 親会社AGCの経営資料を拝見すると、「グループ経営」という言葉が頻繁に出てき

ています。伊勢化学工業㈱も当然AGCのグループに入っている筈です。現行AGCとの兼任者は、伊勢化学工業㈱の中のレポートライン(指揮命令系統等)とは別にAGCグループの中でレポートラインを持っているのでしょうか。代表取締役はAGCを辞されていますが、グループ会議等に出席する等して実質的に直接AGCからの指揮命令を受けるようなことはないのでしょうか。実態が分かるよう教えてください。

  • 私は伊勢化学工業㈱の株主です。伊勢化学工業㈱の経営者には伊勢化学工業㈱の経

営結果がベストとなることを期待しています。強制できるものでないことは承知していますが、AGCご出身取締役(新候補含む)の方々が、もしAGCの株式を保有している場合には、速やかに売却してもらいたいところです。参考までに、新代表取締役候補でもある平岡氏がAGCの株式を保有されているか、保有されているとしたら何株か教えていただけないでしょうか。

 

親会社AGCは兼任取締役の皆様を通じ、伊勢化学工業㈱の情報を内部情報含めて容易に取得可能です。翻って個人株主にはそうしたことができません。現状では唯一株主総会だけで経営陣との対話が可能となっています。年に1回だけのチャンスです。

伊勢化学工業経営指針其の3には、「3.「良き企業市民」として、全ての法律を遵守し、社会規範に基づいて、公正・誠実な企業活動を推進するとともに、自然環境の保護と資源保全に留意し、広く社会の理解と共感を得られる企業をめざします。」とあります。総会の質疑においては十分な時間をとり、丁寧にご説明をお願いする次第であります。時間が足りない場合には、報告事項について「延会」として別の場所・日時で継続することだって可能な筈です。新経営体制になるに当たり、より「良き企業市民」となり、公正・誠実な企業活動を推進するよう、真摯に対応いただくことを望む次第であります。

 

                                   以  上