2018年 貸株料 嬉しい事件(?)も起きました
私がメインに使用しているカブドットコム証券では、保有株を証券会社に預けると貸株料がもらえます。
一応長期投資家を自称していますので、投資効率を上げるためにこの制度を活用しています。
2018年は 14万1千円になりました。ありがたい限りです。
この貸株ですが、通常は0.1%(年利)程度の料率になるのですが、需給によっては10%(年利)を超える料率となることがあります。勿論株価は変動するので最終的な利回りが保証されるものではありません。
昨年はこの貸株でちょっとした事件(?)が起こりました。
公開買い付け(TOB)の対象となった 6079 エナリスの貸株料が3%に跳ね上がったのです。
TOB価格は@700円/株です。この値段で買い取ってくれるのですから、TOB価格を下回るレベルで大量買い付けです。購入した後にこの貸株料に気づき、申込み証券会社に移管するギリギリまで株を貸し付けました。最終的な投資利回りは計算していませんが、年利で6~7%程度の利回りになったのでは無いでしょうか。
どうしてこんな料率になったか背景は不明です。想像の域を出ませんが、元々の大口投資家が公開買い付けの申込み終了日までに処分したいと思ってこうした結果になったのではないかと考えています。
公開買い付けの期限は既に終わり、予定では3月13日には上場廃止予定です。不思議なことにまだ貸株料は3%がついています。なぜでしょう。