資産運用を真剣に考える より豊かになるために・・・

セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

人生 勝負の時は何度か来る 実体験から

「いろいろな経験を積み重ねると、次は絶対にこうなると確信を持てる時が何度かある。そういう時は勝負してみても良い。」

 

私が師と仰ぐ金持ち父さんから聞いたアドバイスの1つです。

 

2007年前半、まだサブプライムローン問題が話題になる前、日本の不動産マーケットはかなりの活況を示していました。パシフィックマネジメントとかが東洋経済のトップ記事をにぎわせていたのが頭に蘇ります。

 

私の一族が所有していた会社(非上場)にも、いろいろなファンドが非常に高い値段での購入希望を伝えてきていました。

 

実学で学んだDCFとかNPV試算手法と比べて、相当いい加減で過大数値を各会社から提示された記憶が残っています。当時、間違いなくバブルだ。と確信しました。

 

そこで思い出したのが冒頭の言葉です。

 

詳細は申し上げられませんが、成功したら●億円という勝負に賭けてみることにしました。

 

丁半博打のような表現をしていますが、M&Aで相当有名な弁護士事務所や証券会社法人部門等にいろいろ相談し、かつ調査を重ねて、相当の自信を持ったうえでの判断であることを付け加えて置きます。

 

時間も手間も相当かかりました。ストレスで寝れぬ日もありました。運もあったと思います。何とかサブプライムローンの影響がまだ出ぬうちに、ベアスターンズ破たん前ぎりぎりに、ファンドに売却することができました。

 

間一髪のタイミングです。ちょっと後ずれしたら、ファンドも資金調達が出来なかったであろうと仲介証券会社に言われたことを、いまでも鮮明に覚えています。

 

何度もできることではありませんが、確信を持った時、人生1度位は乾坤一擲の勝負にかけてみることも良いかもしれません。