新規感染者の増加が止まりません。ここにきてやや新規感染者増加数が増えているようです。
他方、これに対応するはずの医療現場の体制は十分ではないようです。
NHK京都のニュース(「マスク不足 大規模病院でも深刻」)です。
https://www3.nhk.or.jp/lnews/kyoto/20200314/2010006030.html
新型コロナウィルスの受け入れ病院ではないそうですが、今後病床を増やさざるを得ない場合には当然既存の病院がその任に当たることになります。その病院が下手をするとクラスターの温床になるかもしれません。
強制的に医療現場や高齢者施設、乳幼児等の受け入れ施設にマスク等を供給させるには、法的なバックグラウンドが必要となります。
法律の執行によって被害を受けた事業者には補償をすることも可能となります。現在は政府からの「お願い」で対応している部分です。根拠が曖昧です。
新型コロナ改正措置法ができました。「緊急事態宣言」を発する根拠法ができあがりました。
取り巻く環境も激変しています。
欧州や米国の状況はかなり緊迫した状態となっています。
日本は欧米に較べるとまだましな状態のようですが、一向に収まる気配はありません。
「緊急事態宣言」は、
〇国民の生命や健康に著しく重大な被害を与えるおそれがある場合
〇全国的かつ急速なまん延により国民生活と経済に甚大な影響を及ぼすおそれがある場合
の2つの要件を満たす場合に発令できるそうです。いずれも「おそれ」という文言が入っています。
反安倍首相の陣営からは許しがたいとは思いますが、外堀は急速に埋まりつつあります。