円高というより、ドル安・通貨安
対米ドルで徐々に円高が進んでいます。
金利差も無くなってきましたし、FRBの流動性供給はとんでもないレベルに達しています。米国政府もジャブジャブにお金を出しています。対米ドルで円高が進むのは、ある意味自然な流れではないかと考えています。
ただ、円の独歩高という訳ではないようです。対金では円もドルも安く(金価格上昇)なっています。対ユーロ等、他通貨では必ずしも円高とはなっていません。対商品でも同様です。各国政府・中銀による過剰流動性供給に伴う、「通貨」安となっているようです。
基本円高は歓迎です。資産の大半も円預金ですし。ただ、円独歩高ではないので喜びも半ばです。米国のモーターボート購入を夢見ているので、1米ドル50円位になれば良いのにと真剣に考えています。
米ドルMMFが含み損に転じましたので、タイミングを見て米ドル預金に転換しようと考えています。これ一種の裏技になりますが、同じ米ドルで実質的に何も変わらないのに「損失」が発生して、他で出ている利益を圧縮することができます。同じ証券会社に譲渡益があれば、税金が戻ってきます。ご参考まで。