投資の視点 菅総理大臣(?)の政策
今朝の日経に、菅官房長官へのインタビュー記事がでていました。ちなみに1面最初のタイトルは「菅氏、デジタル庁検討へ」です。
何面かに分かれています。キーワードと私の個人的な感想を羅列します。
〇 日銀総裁
黒田日銀総裁は続投です。お金ジャブジャブ状態継続決定。低金利継続で、銀行の各種手数料値上がりが決定です。黒田さん、実力者かとは思いますが、76歳は良いお歳です。
〇 デジタル庁
DX(デジタルトランスフォーメーション)は引き続き注目されます。システム系会社の株価はすでに高くなっていますが、具体化が進めばさらに高くなるかも。出遅れで政府系に強い9613 NTTデータとかどうでしょう。一度売却しましたが、現在調整中の8157 都築電気を買いなおすことを考えています。
〇 中小企業再編
中小企業の再編に言及しています。企業の大ぐくり化は、生産性の向上につながるそうです。菅さんと仲良しデビット・アトキンソンさんのコメントにありました。今週発売の東洋経済は「事業承継 M&A」ー後継者選び、待ったなしーです。高配当の2174 GCAは仕込み済み。2127 日本M&Aセンターはすでに大分高くなっています。「最低賃金の引上げは検討に値する」とコメントされています。
〇 オンライン診療
恒久化すべき。というのが菅さんの主張です。医師でないのでわかりませんが、老いた母が定期的に同じ薬をもらいに行く度にタクシー料金を払って病院に行くのは合理的とは思えません。コロナ禍の現在は、電話でお薬を処方してもらっています。
〇 経済対策
いままでの政策の継続とV字回復を狙っているようです。特に目新しさは感じられません。地方への目配りを考えれば、国土強靭化のための公共事業は継続です。
〇 供給網
国際的なサプライチェーンの見直しについて触れています。経済安全保障についても言及されていました。米中対立継続を意識してのことでしょうか。
〇 携帯電話
「多くの利用者はデータ通信が大容量のプランで引き下げを必要としている。」
とのことです。携帯電話会社には向かい風です。
投資の格言に「国策に逆らうな」といものがあるそうです。
デビット・アトキンソンさんの本をアマゾンで購入することにしました。