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セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

ニトリ 島忠買収に名乗り DCMのTOBに対抗

今朝の日経朝刊にでていました。日本では珍しい対抗的なTOBです。ホワイトナイトでもありません。

 

録画していたWBS(ワールド・ビジネス・サテライト)にニュースが出ていましたので、昨晩の段階でご存じの方もいらしたのではないでしょうか。

 

四季報によると島忠の1株当たり純資産は4,608円。DCM提示のTOB価格は4,200円です。実は少し割安ではないかと思ってはいましたが、相思相愛のTOBだしこれで決まりと考えていました。

 

ニトリはROEが高いだけでなく、自己資本比率も高い会社です。キャッシュもたくさん保有しています。

 

に比して、DCMはそこまでキャッシュリッチではありません。

 

ニトリが提示するであろうTOB価格ですが、どうなるでしょう。

 

少なくとも1株当たり純資産に当たる4,608円は上回るはずです。かつ、DCMに断念してもらい、加えて島忠経営陣の未練を断ち切るレベルの株価を提示する必要があると考えます。

 

全くの想像の域は出ませんが、少なくとも5,000円/株程度の価格は提示するのではないかと考えています。

 

本日の島忠株のストップ高水準は4,895円です。チャレンジする価値はありそうですが、足下NTTドコモに相当資金を拘束されています。他の投資案件もあります。様子見しながらどうするか考えます。

 

先週の金曜日、100株だけ保有していた島忠株を売却したばかりです。ちょっと残念。

 

人口減を見越した企業の合従連衡が進みつつあるようです。差別化が難しい業界を中心に企業の合併が一層進みそうです。個人的には陸運に注目しています。