資産運用を真剣に考える より豊かになるために・・・

セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

9202 ANAホールディングス 公募増資(PO)申し込み「損して得とれ」

とある対面型証券会社営業担当者から連絡が来ました。

 

それなりに大きな公募です。売り禁状態なので安定操作期間中もつなぎ売りはできません。

 

株価は上昇してきていますので、ディスカウント株価で購入出来ても決して安い買値ということにはならなさそうです。

 

反面、この増資があれば当面ANAの財務は安定します。欧米が中心ですがワクチンの接種もはじまりそうです。

 

コロナ禍第3波のピークはもう少し先のような感じですが、そろそろピークになりそうな気もします。

 

営業担当者は否定していましたが、「申し込んで欲しい」感が電話口から伝わってきます。それなりに苦戦しているようです。

 

結論として、一定量引き受けることにしました。

 

損失はまず間違いなさそうですが、年内であれば直近の株価上昇で相殺財源となる含み益が相当あります。

 

また、その証券会社主幹事の有望IPOが年末にかけて結構出てきそうです。営業マンとの間には「貸し借り」の暗黙の了解があります。今回のANA POは当然営業マンへの「貸」になります。

 

ANAの公募を申し込むことによって損をしても、その損を上回る利益をIPOで得るという、希望的なスキームが一応出来上がることになります。勿論保障はありません。

 

「損して得とれ」を目論んでの申し込みですが、果たしてうまく行くでしょうか。

 

「捕らぬ狸の皮算用」かもしれません。