オイルショック再来(?)
「歴史は繰り返さないが韻をふむ」好きな言葉です。
ウクライナ危機でエネルギー供給に不安が出てきいます。前回のオイルショックと同じことは起きないと思いますが、「同じ様な」ことは起きる可能性があります。
政府にいろいろ要望するのも大事ですが、我々は我々自身で自らの生活を守る必要があります。「自己責任」を忘れてはなりません。いたずらに不安を煽るつもりもありませんが、過去に学ぶことは重要です。
為になりそうなことが色々書かれています。個人的に気になった点2つを以下抜粋してみました。
「狂乱物価」について経済学者の小宮隆太郎は、日本銀行のオイルショック前の行き過ぎ た金融緩和政策とその後の引き締めの遅れが、企業・労働組合などを製品価格上昇・賃上げを走らせたとしている[3]。
→ 当時の「行き過ぎた金融緩和政策とその後の引き締めの遅れ」が「狂乱物価」を
招いたそうです。今と照らし合わせるとどうでしょう。
トイレットペーパーや洗剤など、原油価格と直接関係のない物資の買占め騒動(トイレットペーパー騒動・洗剤パニック[9])
→ トイレットペーパー騒動については、微かな記憶があります。生活必需品で保存
が効くものを予め買いだめしようという、一種庶民の知恵が働いたものではない
でしょうか。よく読むと実際に紙不足もあったようです。
インフレーション傾向を強めていた先進国経済は、石油危機によりスタグフレーションに突入。
→ あまり考えたくもありませんが、ありうるリスクとして一定の備えは必要かもし
れません。
どうなるか分かりませんが、今まで当たりまえだった「前提」が大きく変わるきっかけになりそうな予感がします。