銘柄研究 1814 大末建設 プライム市場基準充足の取り組み発表で連騰
保有中の 1814 大末建設が、東証のプライム市場上場基準充足に向けた取り組みを開始する旨発表しました。
プライム市場の上場基準は次の通りです。
同社は、流通株式時価総額および売買代金が不適合であり、それを改善することを表明しています。
時価総額は11月10日の株価1,186円を前提にすると125億円になります。流通株式の割合をIRに聞いたところ6割程度とのことなので、計算すると流通株式時価総額は75億円程になります。
株価だけで流通株式時価総額を100億円にするためには、まだ30%程株価が足りません。勿論流通株式を増やすという方法も考えられます。
先週末既に配当性向を従来の30%から50%に増やすことを発表しています。これを受けて月曜日はストップ高になり、それ以降も株価は堅調です。
自社株買いや優待の新設も考えられます。
キャッシュリッチな上、下の「マネーショート華麗なる大逆転」に出ていたサイオン・アセットが大株主になったことから購入に至った株です。
同社は、プライム市場の上場維持基準充足に向けた具体的な計画を年末までに発表するとしています。
さて、
先の衆院選で日本維新の会が躍進しました。憲法改正もありますので与党自民党との距離感が縮まる可能性があります。
日本維新の会といえば関西です。関西といえば2025年大阪万博です。維新はIR(統合型リゾート計画)にも前向きです。沢山の建物が必要になります。そうすれば関西地盤の中小型ゼネコンにも恩恵が来ます。
妄想が止まりません。
保有株全体では大きくやられていますが、大末建設のお陰で少し救われています。