投資の視点 親子上場
今朝の日経に、政府「未来投資会議」が今夏の成長戦略として企業統治の実務指針を整備する方針と出ています。具体的には、子会社の取締役会で独立した社外取締役の比率を高めるよう求める一方、親会社には親子上場を維持する合理的な理由を開示させるとのことです。
2月15日の日経には、儲かっている上場子会社が、余剰資金を「関係会社預け金」として親会社や関係会社に貸し付けるのは問題であるとの記事も掲載されていました。
当然のことですが今まで出来ていないことが政府の後押しを受けることになりそうです。企業再編の動きも期待できます。
私も、親と子ともに上場している子の方の会社の株式を保有しています。JFEコンティナー、名鉄運輸です。勿論、再編成具体的にはTOB等を期待しています。TOBがなくとも配当増や自社株買い等があるのではないかと予想しています。
先日、親会社は非上場ですが「関係会社預け金」として大量のお金を親会社に貸し付けていた光製作所が非上場化しました。
少数株主にも適正な利益が来るよう、大きな流れが来ることを期待しています。