株価の見通しと今年の投資目標
株価の見通し
昨年の10月以降日本株はずいぶん下がりました。かなり割安なレベルにまで来ているような気もしますが、米国および中国経済の停滞にともなって売上減が発生すると、株価のさらなる停滞もありそうです。他方、これだけ株価が下押しすると中央銀行特にFRBのスタンスが変わる可能性があります。もちろん経済重視のトランプ大統領も態度を変える可能性があります。意外に中国との経済協議がうまく進展するかもしれません。
不透明感が増したのは間違いなく、企業の設備投資減退や個人消費の後退は、間違い無く株価には悪材料です。株価は、激しくアップダウンしつつ右肩下がりの下落トレンドを継続するものと想定しています。
今年の投資目標
投資でいくら稼ぐかは数値上の目標は立てられませんが、利回り5%超を目指して頑張りたいと考えています。そのための具体的な施策は次の通りです。
TOBを中心とした裁定取引への積極関与
従来以上に、取り組みを強化する予定です。投資金額の増、株式交換案件への積
極的な取り組み強化、買取り請求への取り組み強化等
投資法人の積極活用
株主優待については、昨年設立した投資法人を積極活用するとともに、子供の口座
も積極活用してゆく考えです、IPOも積極活用予定です。
森ではなく「木」を見る
経済全体が停滞しても、個別企業に目を向けると健闘している会社はいくらでもあ
ります。成長企業には積極的に投資する予定です。
終わりに
昨年はとんでもない結果になりました。ただ、クロス取引をしつつ取得コストを上げてきた銘柄が多数で、昨年だけ見れば大きなマイナスですが、トータルではもちろんプラスになっています。今年は、配当や譲渡益が出ても税金を支払う必要がなくなりそうです。こうしたメリットを目一杯つかって、利益を上げてゆきたいと考えています。