りそなホールディングス(8308)を皮切りにメガバンクの決算が発表されています。
りそなは増配こそありませんでしたが、業績見通しの上方修正を発表し、自己株式の消却と新規取得を発表しました。
みずほFG(8411)は業績見通しの上方修正・増配を発表しました。
三井住友フィナンシャルグループ(8316)は業績見通しの上方修正と増配、さらに自己株式の消却と新規取得を発表しました。
さて、購入した三井住友トラストホールディング(8309)です。
業績上方修正無し。増配も無し。勿論自己株式の消却や新規取得についても何ら発表がありませんでした。
結果、金曜日に4.4%程株価が下落しています。
経営を取り巻く環境は間違いなく追い風の筈です。にも拘わらず何もしなかったのは、単に保守的であっただけではないかと見ています。
早晩業績の上方修正や株主還元見直しが必至と考えています。いや、厳密にいうとそのように考える投資家が多いのではないかと考えています。いずれ株価は元に戻るのではないでしょうか。一種の憶測です。
ということで打診買いです。下がったら追加購入を検討です。
銀行のビジネスモデルは、短期金利(普通預金等)でお金を集め長期金利で運用するというものです。少なくとも米長期金利はテーパリングで上昇(する筈)、短期金利の上昇はまだ先という利ザヤ拡大時期にあると考えています。
日本の銀行も外貨ベースでの投資をしていますので、恩恵を享受できる筈です。
金利は市況で決まるので、値段を上げる努力は不要です。
インフレ時には借金をしている者が強くなります。銀行は預金と言う形で預金者から大量に借金しています。銀行はインフレに強い業種です。
余談ですが、日本国も大量に借金をしています。借金を減価するためにインフレにしようとしているのは間違いありません。苦しむのは国民です。
さて、
銀行株は元々大幅にディスカウント評価されています。成長株程の上昇は見込めなくとも、一定の利幅は取れるのではないかと考えています。利回りもリート等を大きく上回っています。
以上は、私の憶測でしかありません。が、専門家から銀行株を評価するコメントが増えているような気がします。
金融株の比率が高くなってきました。保有している金融株は次の通りです。
三菱UFJFG
三井住友FG
三井住友THLD
野村証券
バンク・オブ・アメリカ
トロント・ドミニオン銀行
テーパリングは本日から開始だそうです。
以上、ポジショントークでした。