投資の視点 核の脅威が株価を上げる 4107 伊勢化学工業 余り嬉しくない
ロシアVSウクライナの戦争で核の脅威が高まっています。
ロシアが戦略核を使用する必要性はなさそうですしすることはないと思いますが、戦術核の使用は十分ありうると考えています。ちらつかせるだけでも効果がありそうですが、今のところウクライナの政府を動かすだけの効果は出ていません。
通常戦での劣勢は明らかです。クリミア大橋も攻撃を受けています。下手をすると4州すべて奪回されてしまう可能性があります。
想像したくもありませんが、例えばキーウへ戦術核を投下すれば戦局は十分変わり得るのではないかと思います。事前に投下することを告知すれば人的被害は少なくなるかもしれません。
人的被害が少なければ、少なくとも米国の核投下よりかは「人道的」という形になる可能性があります。
さて、核兵器が投下されると心配なのは「放射能」です。
放射能といえば「ヨウ素」です。
ヨウ素は、日本が産出する数少ない天然資源です。
ヨウ素といえば 4107 伊勢化学工業 と 1663 K&Oエナジーです。
ヨウ素のウェイトが大きい4107 伊勢化学工業 直近株価の上昇が顕著です。7日には4%も株価が上昇しています。同日のPTS夜間でもさらに100円高い買いの注文が入っていました。それでも1株当たり株主資本より低いレベルにあります。
普通であれば嬉しいはずなのですが、背景が背景だけに素直に喜べません。