日米首脳会談 日中関係 株式は・・・。
菅総理大臣とバイデン大統領の日米会談がなされました。
従来、日本政府は日中関係重視の視点から中国政府に対してはやや遠慮した物言いだったり、どちらかというと擁護するような立場を示してきました。
今回は、抑制された言い方とはいえ、かなり踏み込んだ感があります。
日本から見ると中国経済は極めて重要です。
とはいえ、日本は自由主義国家です。台湾人も一種同胞です。米国・西側陣営に属しています。座して見るだけという訳にはゆきません。
また、中国に融和的な態度を取り続けても、中国の対外膨張圧力が落ちる訳でもありません。軍事的なプレッシャーが弱まることもなさそうです。
政治的な視点からは、米国と菅政権が表明したスタンスに全面的に賛成です。
さて、株式・経済です。
中国が経済面でいろいろな圧力をかけてくることが想定されます。特に中国現地で働かれている方々のご苦労は並大抵のことではなくなるものと思われます。
株式がどうなるかは想定し難いところです。日中関係は暗雲立ち込める状況になりそうですが、足下米国株式は絶好調です。
念の為、金曜日に日経平均ベア2倍型のETFを多めに買っておきました。保有株をヘッジするにはあまりにも少ない金額ですが、しないよりマシと考えて買いました。
日本を取り巻く環境は、「波高し」になってきました。