ロシアの一部銀行をSWIFTから排除するというニュースが出ています。
ロシア経済には相当なダメージが発生するものと考えられます。
でも、北朝鮮を見る限り、独裁国家では市民の生活が苦しくなるだけで、国そのものはびくともしないことを我々は知っています。
ロシア国民の反戦厭戦気分を醸成、これによってプーチン政権を押さえようという施策でしょうが、少々時間がかかると思います。
共闘する中国は巨大経済圏を持っていますし、エネルギーや穀物等の資源も豊富です。ロシアの経済的な耐性は相当強いと想定するのがメインシナリオのように思えます。
ウクライナは善戦しているようですが、圧倒的なロシアの力の前には抵抗するにも限界があります。国民の意図とは別に、早晩ロシア圏内に取り込まれるとみるのが正しいのではないでしょうか。そうならないにしても、市民生活や経済活動が正常化するには時間かかかるものと思われます。
当面穀物やエネルギーの価格には上昇圧力が続きそうな予感がします。
また、ロシアのSWIFTからの排除は、その他国々への経済的ダメージも相当ありそうです。ロシアのLNGにお金を投じている三井物産他の総合商社にも影響が出てきそうです。
暫くは、先が見えにくい状態が続きそうです。
先週末金曜日、結局穀物ETF・原油株を売却せずそのまま保有することにしました。
まら、いつも通り日経225ベア2倍型ETFを少し買い建てました。
一部売却済みの銘柄について買い戻したものもありますが、買い出動は控え現金を厚めとの状態に継続することにしました。
先行きが見通せないのは困ります。霧が晴れるまで、当面イベント投資等で耐える予定です。