含み損の顕在化で税金を取り戻す
当面保有を決め込んだ銘柄でも、含み損となっているものがあります。
当初購入した価格より高いところで一旦クロス取引をし、取得単価を上げたものが大半です。勿論そうでないものもあります。
当面保有を継続すると決めた銘柄については、含み損を積極的に顕在化させています。ただ保有し続けるよりか、はるかに資金効率が高まります。
配当と相殺すると、25%利回りが増します。
配当1.0 税引後0.8 税金が戻れば1.0になります。
1.0/0.8=1.25
譲渡益に掛かる税金も同様です。
現物または信用売り品渡し、同時に信用で買い建て翌日品受け、信用取引の手数料は無料ですし、金利は2日分しかかかりません。帰ってくる税金を考えると、ただみたいなものです。因みに、特定口座で同じ日に品受けすると計算上損失を全額享受できないことになります。要注意です。
優待等でさらに優遇を受けるため長期保有する場合はしりませんが、そうでなければこの手法、非常に効果的です。