資産運用を真剣に考える より豊かになるために・・・

セミリタイア生活者が投資で実践してきたこと、実践していることなどを書いてゆきます。

駿河湾まで豪華クルージング

先週末は、三浦半島から駿河湾(沼津泊)まで豪華クルージング。写真は帰りにボートを反転させて撮った富士山です。

往復のガス代(軽油)が17万円程、復路のみ船長を雇いましたその代金が9万円(交通費込)、相方と私の宿泊代、豪華ディナー込で35万円位かかりました。

 

久々の豪遊です。

 

いや~ 楽しかった。また行こう。

 

 

TOB 関連銘柄 日鉄物産 WOW WORLD GR 兼松エレクトロニクス

9810 日鉄物産は昨日TOB(予定)価格でほぼすべて売却しました。日鉄物産のTOBはまだ始まっていません。海外の規制当局からの認可が下りていないからです。

 

TOBをする親会社の日本製鉄からは当初2月中に開始する見込みと発表がありましたが、先日3月中にと開始見込み時期を3月中に延期しています。3月中にはTOBが開始が正式に決まると読む投資家が多かったせいか、株価は従来のレベルより上昇していました。私もそう見ていましたが、念のため指値をしておいたら約定してくれました。

 

手数料前で7%(年利換算)程度になりました。悪くありません。資金不足の折、干天の慈雨となってくれています。

 

5128 WOW WORLD GRは、昨日ネット証券からみずほ証券への移管が完了です。TOB申し込み用紙は記入の上みずほ証券に送付済みです。

 

8096 兼松エレクトロニクス 足下はこれに一番資金を投入しています。私がメインに利用しているauカブコム証券で申し込みが可能なので他社への移管の必要はありません。調子に乗ってやや多めに資金投入済みです。間違いない案件とは思っていますが不可抗力たる災害等にはかないません。何もないことを祈っています。

 

 

 

 

 

 

先週はボチボチ 今週はまずまずのスタート

さて、先週。

水曜金曜と大きく下げて大敗と思っていたら、週前半の価格上昇に助けられて先々週末比ではプラスでした。よってボチボチといった感じ。

 

今週も厳しいかなと思っていましたが、銀行株と鉄鋼株が値上がりしてくれたお陰でまずまずのスタートを切ることができました。

 

週後半は遊びに行く予定なので、ありがたい限りです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

保有株は久々に大きく調整

証券口座残高は久しぶりに「M」超えで調整。

 

今までが良すぎたので、まあ当然といえば当然ですけど。

 

それでも銀行株、全てではありませんが健闘してくれました、琉球銀行は一時年初来高値を更新し前日比プラスで終わりました。

 

「ラピタス5兆円工場千歳に」というニュースで新規購入した8524 北洋銀行も買値を上回る価格で終了です。出来高急増です。正式発表は週明けとのことなので、それまでは満喫できそうです。尤も「ガセ」ネタの可能性もゼロではありませんが・・・。

 

銀行株中心に続いた保有株の連騰は結局12で終わりとなりました。勿論「連騰」にあまり意味はありません。トータルどれだけリターンがあったかが肝要です。

 

プライム市場でPBR<1未満の会社には説明を求めるような東証の動きが明らかに追い風になっています。資本コストを意識した経営がなされれば、日本株大化けにつながること必至です。資本コストを下げるためには当然他人資本の活用、即ち銀行からの借り入れも増えるのではないかと考えています。勿論銀行株は全てPBR1倍を大きく下回っています。

 

高度な利益を上げられている投資家とは比べものになりませんが、CPIは大分上回っています。とりあえずはこれで良しとしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

2月末株主優待 ほぼ終了

2月末の株主優待取得状況です。

 

イオンモール

吉野家

スギホールディング

ドトール・日本レストラン

ビックカメラ

ウェルシア

 

を取得済み(発注中含む)です。

 

吉野家は昨晩抽選で当たりました。

 

いずれも直接利回りは低いものですが、年換算利回りでは8%位はあります。

 

月末近辺に東宝の優待取得ポジションをとって2月は終了。即3月末優待獲りにまい進します。

 

「強い者、賢い者が生き残るのではない。変化出来るものが生き残るのだ」

進化論で有名なダーウィンが言った言葉です。

 

実際は後付けでそんなことを言った事実は無い。という説もあるそうです。

 

ことの真偽はさておき、含蓄ある言葉だと思います。

 

人として、そして個人投資家としても感じるところ大です。

 

日本は今までインフレとは無縁の世界でした。が、直近は緩やかながらもインフレの時代に移行しつつあります。少し前まで配当利回り4%といえば高利回りといって間違いありませんでしたが、昨年12月の「コア」CPI上昇率4%と比べるとイーブンな状態になってきています。これが続くか否かは不明ですが、今後電気料金や鉄道バス運賃等の上昇等も考えられることを踏まえれば油断はできません。

 

インフレ率が4%の世界では、配当利回り4%では実質的に資産が増えないことを意味します。勿論株価が上昇していれば問題ありません。が、株価が下がってしまっては目も当てられません。

 

短期金利は当然低いままですが、長期金利は日銀が大量の国債を買い入れてようやく抑え込むことができるような時代になってきています。YCCはいずれ廃止になるのは間違いないと見ています。時間軸は分かりませんけど。金利が上昇する世界では、今までとは違う常識が支配する世界になってくるのではないかと考えています。

 

短期投資は駄目、長期投資が良い。というのが投資の世界では当然の常識の様になっています。でも本当にそれで良いのでしょうか。個人的には短期間の延長が長期であり、短期的、別に毎日とは言いませんが週に1回位は投資のシナリオに狂いがないか確認することが必要ではないかと思っています。

 

そういえば昔、エクセレントカンパニーという本が出版されて大好評だったことを思い出します。当時エクセレントカンパニーと持てはやされた会社、今はもうありません。

 

もうすぐ還暦という歳になってきましたが、頭の柔軟性は失わないようにしたいものです。 難しいですけど。

 

 

家族に邪魔者扱いされ京都へ修行旅行 証券口座残高は10営業日連続増加中

現在ホテル修行も兼ねて京都滞在中。

 

家族から邪魔者扱い。家から出てゆくよう言われ、半分渋々、でも半分はワクワクの小旅行。

 

夕食は、最近ご無沙汰しているお店で摂りました。当日予約は無理だろうと思いつつダメ元で電話したら予約がとれラッキー。なんとも貸し切りで予約を入れた客がキャンセルしてきたとのこと。仕入れもあるだろうに、事情はあるにせよ酷い客だと憤慨。とはいえ結果的に高級割烹にお客は私1人ということにあいなりました。

 

写真はその時の物でタラバガニ。愚直に出汁にこだわり、旬の素材と季節感を大事にした器の活用をされる良店です。個人的には蟹より海老の方がすきですが、この蟹は美味しかった。目も舌も満足な夕食でした。

 

ところで投資成績、

 

何がどうなっているのか分かりませんが、先々週の5連敗が嘘のよう。あれよあれよの間に証券口座残高は10営業日連続で前日比プラスとなっています。

 

連続して前日比プラスでもトータルの結果が大事であって、週明けに大負けしたらそれまでです。とは分かっていますが、精神的にはありがたい限りです。

 

バリュー株や銀行株が中心のポートフォリオなのが追い風になっているようです。

 

4107 伊勢化学の急騰にも助けられています。

 

 

 

 

 

 

先週は5連勝 先々週の5連敗から復活 でも一時的

先週は5日連続で前日比プラスで終了しました。

 

先々週は銀行株の下落にやられましたが、先週は一転その銀行株に救われました。

 

一度売却した三菱UFGFGは再度購入しプラスに転じています。準主力の琉球銀行は自社株買いを発表したこともあり年初来高値を更新するまでになりました。

 

伊勢化学も引き続き好調でしたが、そろそろピークアウトしそうな予感がします。益出しのクロス取引を実施しました。その分の税金がまだ引かれていませんので、月曜日終わりには結構なマイナスに転ずる予定です。勿論他の銘柄が上昇すればその限りではありませんが・・・。

 

最近は利益率向上を目指してグロース株にもお金を投じています。ファインズとAIクロスは若干のマイナス、トリプラとポートは30%程度のプラスになっています。

 

5125  ファインズ

4476  AIクロス

5136 トリプラ

7047 ポート

 

ただ、値動きが激しいので保有株数はバリュー系に比べると少量です。損失が生じた場合には伊勢化学の実現損に充てる予定です。

 

 

 

銀行株の総崩れに加え日本冶金でもやられ、辛うじて伊勢化学のお陰で救われる

メインの投資先となっていた銀行株が下落を続け、先週は5連敗。金額的にも相当ダメージを受けました。自信のあった日本冶金もJFEの業績見通し下方修正に影響され急落です。

 

1月27日にはYH(Year High)となって今年も豪遊と思っていたのは束の間、豪遊の夢とともに保有残高はガラガラと一気に崩れてしまいました。

 

ただ、主力の一角 4107 伊勢化学工業がピッカピカの今年度予想と増配を発表してくれたお陰で救われています。昨日は銀行株も復活(?)しなんとか形を保っている状況です。

 

ポートフォリオを一部見直し、ふくおかFGを一部損切、日本冶金も損切、愛知電機もボリュームを1/3程度に減じました。余裕資金が大分増加しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「国内金利上昇へ備えを」by 金融庁 Jリートも要警戒?

金融庁幹部が地方銀行のトップに対し、上昇局面にある国内金利の動向を踏まえ、ポートフォリオや信用コストなどへの影響を経営者が的確に分析・把握し、市場変動対応に優先的に取り組むよう促している。とのことです。

www.bloomberg.co.jp

 

少し前ですが、こんな記事もありました。

www.nikkei.com

 

金利の上昇は、Jリートのコストに大きな影響を与えます。尤も固定で借りているでしょうから、新たに借入れを始めるものについてのみ影響がでるだけで、全体に影響を及ぼすのはまだ先かと思います。

 

ただ、上昇するのは金利だけではありません。

 

人件費や電力等も上昇します。となると間違いなく物件の管理費は上昇します。賃料の値上げができれば問題ないかもしれませんが、果たして可能でしょうか。競合しそうな新たなビルが六本木飯倉、渋谷、田町とタケノコのように建ってきています。

 

銀行は金利の上昇で下がった債券の穴埋めのため含み益のある保有証券の売却を進めている、と聞いたことがあります。

 

少なくとも当面は新規にJリートを買うことは控えるのではないでしょうか。勿論、個人や一般投資家も同じ筈です。

 

そうした結果がJリート価格が下落トレンドとなっていることの証左のように思えます。

 

日足でチャートを見るとJリート指数は大きく下落していますが、月足で過去10年程前まで遡ると、下がりきっているようには見えません。実際にどうなるか分かりませんが、まだまだ下げ余地がありそうです。

 

当たり前の話ですが、Jリートの分配金は保証されたものではありません。債券とは違います。

 

あまり心配しすぎる必要はないかもしれませんが、Jリートは財務体質が弱いことも頭の片隅において置く必要があります。

 

個人的には、日銀の新総裁が決まり少なくともその方針が出るまでは様子をうかがうのが良いと考えています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

投資の視点 8304あおぞら銀行の通期業績見通し ショッキング

金曜日 あおぞら銀行が通期業績見通しを大幅下方修正で出してきました。私は直接保有している訳ではありませんが、刺激的な内容です。

 

米国金利急上昇に伴う外債価格の下落を評価損として織り込んだとのことです。

 

キャッシュアウトが伴うものではありませんし、むしろ節税になるようなものと考えればさほど悲観するものもないように思えますが、果たしてどうでしょう。

 

旧日債銀が母体の同行、過去からの含み資産が少なくカバーしきれなかったのではないかと勝手に想像しています。結構高配当も続けていましたから、多少の無理もあったのではないでしょうか。

 

メガバンクはさほど心配しなくともよいのではと思っていますが、地銀はやや心配です。本日の動向を見ながら、一部売却をするかもしれません。

 

 

今のところ今年は「まずまず」

昨年、一昨年と1月は苦戦しました。

 

調べてみたら、それぞれ前年比末でマイナスで終了しています。

 

それに比して、今年はまずまずの状態です。

 

金額的には結構なプラスとなっています。残念ながら日経225等INDEXの調子が良い時、個別株を中心とした私のポートフォリオは相対的に悪くなりがちです。対INDEXでは負けています。

 

悪い個別銘柄を選択したにも関わらず、全体が上げているのでそれにつられて選択した個別株も上昇しているというだけの構図なのかもしれません。証券会社営業マン対策で年末に現金を沢山預けたのも要因の一つです。スタート資産がかさ上げされているので利回りはどうしても悪くなります。

 

先般の日銀政策決定会合の結果を受け、長期金利は一時の高値から大きく低下しましたが直近はやや戻してきています。主力の銀行株もつられて堅調を続けています。

 

昨年、一昨年の結果は悪くなかったので、今年はそれを上回ることを期待しています。尤も真逆のシナリオも考えられますので、慎重に取り組みたいと考えいます。

 

 

冷戦はインフレを招きそう   となれば投資先は・・・。

最近読んだ本「THE WOTLD FOR SALE」ザ・ワールド・フォー・セール) 世界を動かすコモディティー・ビジネスの興亡

 

非常に面白い本でした。コモディティビジネスの裏側の一端も分かりますし、「儲け」のネタも豊富です。強欲な商社(外資)がいかに利益を上げたか手法も明らかになります。時代の変遷とともに儲けの手法も異なってきますが、背景にある人に強欲さに変わりがありません。

 

2020年中ごろ、WTI先物が保管場所不足で価格がマイナスにまで落ちたことが思い出されます。彼らはタンカーを保管場所として確保した上で、激安な原油先物をしっかり買い建てます。原油の現物を確保した後は先物を売って利益確定しています。大儲けです。お見事としか言えません。

 

同じことは出来ませんが、大いに参考になります。

 

東西冷戦の終了がインフレ終焉の大きな要因となったことも書かれています。

 

ベルリンの壁崩壊以降、当時私の所属していた金属業界でも売価が下落した記憶がよみがえります。

 

下は1月21日の日経記事です。

www.nikkei.com

 

かつての冷戦の再現とはならないかもしれませんが、資源大国ロシアと西側所得との対立は続きます。米中の対立はかつての冷戦と似た構図になってきています。

 

かつての冷戦と違うのは、第三世界がメインプレーヤーとして台頭してきたこと。かつての冷戦のように完全に東西が分離することは無さそうです。

 

とは言え、グローバリズムの終焉はコスト高を招くこと必至とみています。安い労働力を確保する代わりに、多少高くとも国内の労働力を使わざるを得なくなっています。日本は基本少子化です。人件費のインフレは自然な流れに思えます。

 

ウクライナ紛争は簡単には終わりそうもありません。米中の対立も簡単に終わることはなさそうです。

 

ハイパーインフレとはならないにしても、かつてのデフレ時代は完全に終了、インフレの始まりです。

 

インフレ時(金利がインフレ率より低いことが前提です。)には、お金を貯めこむよりお金を借りて使った方が得になります。

 

経済的には長期金利が低い方が得策です。

 

でも日本はシニア民主主義の国です。インフレは特に年金生活者を直撃します。怨嗟が溜まれば、政治家も無視は出来ない筈です。

 

そうこう考えれば、やはり銀行株がメイン投資先になりそうです。

 

商社や鉄鋼も広い意味でコモディティ産業です。再検討する予定です。半導体もコモディティと言えるかもしれません。周辺業界含めて考えてゆく予定です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

www.nikkei.com

株主総会 発言すれば叶うこともある 4832 JFEシステムズ

昨年出席した 4832 JFEシステムズの株主総会での私の発言です。

 

「親会社株主はいつでも経営陣と対話が可能。一般株主も株主総会以外で経営陣と対話できる場が欲しい。」

 

と言ったら意見が通りました。4832 JFEシステムズ 1月30日18時半~ 案内は昨年9月末時点で株主だった方に送付されています。時間も良心的です。

 

伏線はあります。一作年の秋会社側に面談を申し込み実現した過去があります。そうした個別株主との対談の場を避けるため、新たに株主全体との面談の場を設けたのかもしれません。

 

尤も本社ビルでの開催ですから、社員株主だらけの予感もします。

 

経営そのものは現経営陣に委任しています。が、株主会社は株主の物というのが私の基本的な考えです。不満や疑問に思う点を質したり、株主としての意見を言うことは当然の権利です。

 

株主総会は経営のチェック機能を持つ立派な株式会社の一機構です。忘れがちですが、株主はその一員です。

 

 

 

銀行株の下落で振り出しに戻る

昨日は主力の銀行株が軒並みさがり、一気に証券口座保有残高が減少しました。

 

結果、振り出しに(昨年末)に逆戻りです。若干のプラスとはなっていますが風前の灯状態です。

 

まあ、こんなことの繰り返しが株式投資ではないかと思います。

 

銀行株の保有は当面継続するつもりですが、大分含み益も膨らんでてきたので一旦利益確定をするかもしれません。

 

円資産が圧倒的に多いので、為替が円高に振れているのはありがたい限りです。

 

さて、

本日明日と日銀の政策決定会合が開かれます。

 

YCCがどうなるか気になるところです。世界景気の後退や商品価格の下落等を踏まえれば、メインシナリオは当然現状維持だとは思います。が、日銀がイニシアチブを失いつつある中、思い切った手を打ってくるような気がしないこともありません。現状維持を続ける限り国債の売りは当面続きます。

 

昨日送られてきた週間東洋経済「日銀 宴の終焉」はなかなか読み応えがありました。先を読むうえで助けになるように思えます。