8692 だいこう証券ビジネスTOB
野村総研が 8692 だいこう証券をTOBすることを発表しました。
TOB価格は920円/株です。明日4月30日はストップ高となる筈です。
スプレッドがどれくらいとれるかですが、5円とれれば御の字と考えています。多分4円位で張り付くのではと考えています。
実現可能性ですが、野村総研、だいこう証券ビジネス共キャッシュが豊富なので、いわゆる鉄板案件かと思います。
リスクは考えにくいですが、資金が拘束されますのでコロナが思いの外早く収束した場合には、機会損失となることが考えられます。
申込み期限は6月15日。決済は6月22日。
申込み証券会社は野村證券です。
個人ではなく、法人で申し込むことを考えています。
持株 3月末決算状況 出だしはまずまず
写真は、新型コロナウィルスの影響により閉館となっているグランドプリンスホテル高輪です。今は西武の株は保有していませんが、何とも悲しい。
さて、
私の持株は、東証2部やジャスダック、名証等に上場しているマイナー銘柄が多いのが特徴です。
銘柄によっては出来高の無い日が何日も続くようなものもあります。そんな銘柄も、決算発表前後はそれなりの出来高となり、成績次第では大きく変動することがあります。
木曜日に 5907 JFEコンテイナーと 6722 A&T(第1四半期) の決算が発表となりました。
5907 JFEコンテイナーは最終損益は減益でしたが、営業・経常レベルでは増益で、増配を発表してくれました。足下の株価をベースにした利回りは4.2%となります。親子上場解消は、親会社の不調で当面期待できません。が、親会社であるJFEと無関係な社外取締役が入る予定です。大いに期待しています。
6722 A&Tは第1四半期の決算発表でしたが、大幅な増収増益でした。短信の中身を見るといろいろやりくりがあるので額面通りには受け止められないのですが、金曜日はストップ高に張り付きました。業績そのものは伸びているので、株価が調整したら追加購入予定です。
8157 都築電気は、前年度の決算予想を上方修正し、過去最高益となることと増配を発表してくれました。今期予想は発表されていませんが、増配は今期について一定の自信がある証左ではないかと考えています。主力株の一角なので予想通りの結果とは言え、ありがたい限りです。月曜日の株価が期待されます。
コロナの影響は今のところありませんが、どうなるか気になるところです。
金小売り価格が最高値(円)更新6,590円/g 凄い時代が来る?
国内金小売り価格が最高値を更新して6,590円/gになりました。
私が三菱マテリアルで金の積立を開始した時は1,100円/g位でした。それが900円台に下落して真っ青になった記憶があります。かれこれ20年以上前の話です。
半分くらいはインゴットにして自宅に保管しています。1/3位は家内のネックレスとかイヤリングになっているはずです。
先日、金のETF2種を少々購入しました。価格上昇はありがたい限りですが、その分現金価値が下がるのが悩ましいところです。
ブルームバーグの記事によると、
「バンク・オブ・アメリカ(BofA)は向こう18カ月間の金相場の目標価格をオンス当たり3000ドルに引き上げた。これは現在の最高値を50%余り上回る水準。」そうです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-21/Q950LODWLU6F01
基軸通貨発行のFRBがバランスシートを急拡大し、日銀もさらなる金融緩和をするそうです。輪転機が大忙しとなります。キャッシュ・イズ・キングの時代は一瞬で終わりを迎えたのかもしれません。
金の価値が$3,000/オンスにまでなることは想像しにくいですが、何が起こるか分かりません。
コロナ後は凄い時代になるかも・・・・。
米航空会社 ユナイテッドが公募増資 JAL ANAは?
米 ユナイテッドが10億ドルの公募増資をしたそうです。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-04-22/Q95U2ADWRGG001
新株発行による資金調達は「返却」しなくとも良いお金の調達です。
稼ぎ時のGWは極めて厳しい状況です。旅客需要の回復には暫く時間がかかりそうです。
リーマンショックの際、銀行が公募増資を大量に行ったことが思い出されます。
借入れ金は返却の必要があります。
官営化を避けるために、公募増資なんてことはないでしょうか。
足下、ANAとJALそれぞれに結構なマイルが溜まっています。どうなるか、ちょっと不安です。
今期も営業益増見込み コロナ無関係 6466 東亜バルブエンジニアリング
6466 東亜バルブエンジニアリング。
主な事業は、放射能除染事業や原発の定期検査事業です。コロナがあろうが無かろうが、誰かがせねばならない事業です。
四季報によれば除染事業は放射線廃棄物管理事業に軸足を移してきているようです。また、原発の定期検査が今期は大きく増えるようです。
持っているノウハウをベースに、原発の廃炉関係の事業に力を注いでいます。ある意味夢のある事業かと思っています。
自己資本比率は70%を優に越えています。現金が30億円程度あります。時価総額は42億円(4.21現在)です。
1株当たり純資産額は3,718円で、足下株価は1,570円。PBR0.43倍。予想PERは6倍程度です。
PER6倍ということは、理論的に
光通信が持株を増やしています。この4月20日に発表されました。なぜか、私の持株の大株主には光通信が多いようです。頭の構造が似ているのかもしれません。
10万円貰ったらどうする? いや、そもそも貰うべきなのか?
我が家は4人家族。
いわゆるセミリタイア組に入ります。コロナによる影響がない訳ではありませんが、幸い経済的に困ってはいません。
妻と子供2人は受け取るそうです。
家内は、10万円貰ったら百貨店を助けると言っています。要は自分が欲しいものを購入するということです。一応経済は回ります。
子供達も、わくわくしています。良いお小遣いができると喜んでいるようです。何か買いたいものがあるようです。これも日本経済を良い方向に回すことになりそうです。
さて、私です。
基本的に小さな政府信奉者です。政府の助けは得たくありません。その代わり自由にさせてもらいたいと強く望んでいます。アイン・ランド信奉者です。
信条からすれば受け取るべきではないと思います。が、税金を取り返すということに考え方を変えました。
私が受け取らないことで何か変わるか。何も変わりません。政府は国民に甘く、国民は政府に甘え、より大きな政府になること必至です。
フリーランチ(ただ飯)はありませんので、止めどもない出費は歪みを生みます。インフレとして出てきそうです。困った事に、基軸通貨だったドルも大量供出です。
何に使用するか未定ですが、金のインゴット(ミニサイズ)か地元への寄付にあてようかと考えています。
時価総額より多い現金保有の 1776 三井住建道路 購入
1776 三井住建道路の昨日(2020.4.17)の時価総額は64億円。
一方、同社の第3四半期末保有現金は89億円で、有利子負債は0。
極論ですが、足下の時価総額で全ての株を購入すると25億円のおつりが出ることになります。
売上の大半は官公需向けですので、コロナの影響は限定的です。勿論、工事停止などがあれば影響大です。
直近の安値は、3月10に付けた687円です。昨日も一時689円まで行きました。チャート的にも日足ベースでは底値に来ています。昨日は出来高も急増しています。
2月12日には配当予想を上方修正しています。足下の配当予想をベースにすると利回りは3.7%程度になる予定です。
同社の親会社は三井住友建設です。51%の株式を保有しています。TOBも期待したいところですが、前田建設VS前田道路の状況を見るとあまり期待しすぎは良くなさそうです。ただ、配当は期待が持てます。
株式投資の基本は、良い会社を「安く」購入することにつきます。
週明け、更に下がるようでしたら追加で購入予定です。
肌感覚の街角景気 散歩しながら感じたこと他
私の家のそばには、高輪プリンスホテル(グランドプリンスホテル新高輪)と品川プリンスホテルがあります。
勿論ロビーはガラガラ。品川プリンスホテルに至っては本館のみの営業で、別館ともう1棟は閉鎖されていました。レストランも大半は閉じています。働いていた社員、派遣社員、アルバイト、納入業者の方々はどんな状態なのでしょうか。
2軒あるパチンコ屋の内1軒は閉鎖中。もう1軒は開いていました。ただ、一見するとかなりすいています。
車の通りも少なくなりました。品川駅前のタクシーは長い行列で、最後尾は「高輪ゲートウェイ駅」まで到達しています。
町中の居酒屋・レストランも営業自粛が続いています。スーパーで購入したイチゴのパックが少し安くなっている気がしました。これは一寸ありがたい。
言わずもがなですが、景気が悪いことが肌感覚でヒシヒシと分かります。
お世話になっている不動産屋さんに話を聞くと、ちらほらと家賃延納の依頼がきているとのことでした。特に美容室等事業系の方からの依頼が多いとのことです。店舗家賃なのか家の家賃なのかは聞きそびれました。
幸い、私がお貸ししている家の家賃は無事入ってきましたが、先々はどうなるでしょう。分かりません。
コロナウィルスの外出自粛が続けば、早晩家賃相場や不動産市況にも影響が出てくることが想定されます。
借入れして不動産業をされている方には厳しそうです。金融機関にも影響が出るかもしれません。
車の通りも少なくなりました。個人的には静かでありがたい限りですが、今後の自動車の需要はどうなるのでしょう。
社会経済的に厳しい時期が続きそうです。
「フリーランチは無い」 ということで「金ETF」をそろりと購入
コロナウイルスの感染拡大で、政府が108兆円もの緊急経済対策(バラマキ)を決めました。
経済が破壊的なダメージを受けることを避けるためには、やむを得ないことなのでしょう。
ただ、「フリーランチ(※)は無い」ことを忘れてはなりません。
(※ ただ飯のように都合のよいこと)
お金のバラマキを続けていると、必ず「歪み」が生じます。
現金価値の下落(インフレ)や金利の上昇が考えられます。通常は2つがセットになります。
ポピュリズムの蔓延が金持ち批判につながり、先々資産税の導入だって十分考えられます。
お金のばらまきは、日本だけでは無く、米国や欧州でも行われています。
日本はコロナ前からお金のバラマキを行っていましたが、経常収支が黒字でしたから、特に問題になりませんでした。
でも、それがいつまでも続くのでしょうか。旅行収支は赤字必須です。貿易収支も自動車の輸出が無くなっていることから暗雲が垂れ込めています。海外工場からの配当も心配です。
膨大に膨らんだ財政赤字は、増税(経済の拡大による税収増も含む)かインフレで解消する以外方法がありません。経済の拡大は続いていましたが、コロナショックで解消してしまいました。消費税の増税で税収増はありましたが、雀の涙くらいしか効果がありません。
これ以上の増税は、政治的に困難です。
となると、インフレしかないでしょう。
インフレには「金」ということで、金ETFを少しまとめて購入しました。
金といえば豊島さん。もっと説得力のあるお話が次ぎのコラムで確認できます。
https://gold.mmc.co.jp/toshima_t/2020/04/2998.html
相続税納付 美術品の相続税評価額で苦戦
先日父親から相続した財産の相続税を納付してきました。
確定申告の申告・納税時期は1ヶ月延長されましたが、相続税の申告時期は被相続人が亡くなってから10ヶ月の期間延長はされていません。
4月中旬が納期限でしたので、結構ギリギリでした。
不動産や預金、株式等金融商品は、相続税評価額算定のフォーミュラが確立しています。 会計士先生が早々と評価額を確定して下さいました。
申告・納税がギリギリになってしまったのは、相続財産の中に美術品があったためです。
まず、親が何を所有しているか不明でした。倉庫に行き、開梱して写真をとり、サイズを測り、箱に書かれていた作家の名前と作品名をデータベース化します。
結構手間取ったのが開梱です。疲れるので、結局業者を呼んで費用を支払い手伝ってもらいました。
次に美術品の相続税評価額算定です。一応マーケットはありますが、株とは違って同じ作家でも物が違います。時価の算定は個人では不可能です。
評価額が高いと、とんでもない出費になることも考えられます。具体額が出てくるまでは不安が募ります。
過去、あまりの相続税の高さに驚愕して、美術品を焼却してしまったという話を聞いたこともあります。
全く見当が付かなかったので、結局、ご経験あるところ2カ所にお願いしてみました。
興味深いことに、2者の評価額が全く違いました。額で倍の差がありました。同じような境遇に合われたら、関係のない2者以上に算定をお願いすることをお勧めいたします。
勿論、相続税評価額には適正と思われる方を選択しました。
相続は、争続とも言われるそうです。幸い、兄弟間で揉めることなくスムースに行うことができました。
長男がいろいろなところで他の兄弟に譲ったことが上手くいった要因に思えます。
問題となったのは美術品です。
6301 コマツを購入他
6301 コマツを朝一の成り行きで買いました。
コロナウィルスの惨禍がどこまで続くが不明ですが、世界的な雇用悪化は間違いのないところです。
V字回復出来れば良いですが、U字もしかしたらL字になる可能性もあります。
大恐慌レベルで雇用の悪化が進むと言われています。失業対策が必須です。
失業対策と言えば、ニューディール政策、TVA(テネシー川流域開発公社)が思い出されます。
米国の道路や橋は老朽化が進んでいることが有名です。民主党は公共土木投資予算に熱心です。トランプ大統領も共和党には珍しく熱心であるとのことです。先日は2兆ドルものインフラ投資に言及しています。
中国経済の実態は不明ですが、ゆるりと上昇に転じているようです。これに合わせてコモディティ価格(特に銅)が底を打ちつつあるように見えます。
米国キャタピラー(CAT)株は3月の中旬底値から切り返しています。
当面厳しい時期が続きますが、その後為政者が経済を回復させようとするならば、間違い無くインフラストラクチャーへの予算充当を行うのではないかと考えています。
1605 国際石油開発帝石追加購入他
先日に続き、1605 国際石油開発帝石(INPEX)を購入しました。
株価は過去10年で最安値水準。
原油価格も底値(?)近くにあります。
同社は豪州のイクシスLNGプロジェクトで、非常に大きな権益を保有しています。天然ガスの価格はある程度原油にリンクします。原発の再稼働が難しい以上天然ガスは貴重な日本のエネルギー資源です。
中東やロシアに依存しない貴重な権益です。
半官半民です。国営といっても良いかもしれません。倒産の危険性はありません。多分。
原油価格は当面安いと思いますが、足下の価格はややオーバーシュート(行き過ぎ)気味です。
早晩、撤退する企業や油井、国も出てくる筈です。
市場価格のコントロールは非常に難しいというのが経験則で分かっています。高値安定も難しいですが、極端な安値放置も難しいものです。
安すぎれば、いずれ撤退するところが出てきて価格は上昇トレンドに向かいます。
各国で紙幣が大量に刷られています。お金の価値が下がる可能性があります。エネルギーの需要は一定程度確実に見込めます。ドルの価値が下がると商品(コモモディティ)価格は上がる傾向にあります。
他、パーク24、三菱商事、日本航空等を打診買いしています。少量です。理由は安くなったから。
賃貸物件 賃借人から家賃が入らなくなりました。
私が所有している賃貸物件は区分所有物件1つ。
その物件の賃借人の家賃が入っていません。
家賃が入らずとも私の生活に大きな影響はありませんが、管理費や修繕積立金の支払いがあることを考えると頭が痛い問題です。借入れはしていないので、ローンの返済等がないのが幸いです。
確実にお支払いいただいてきた方ではありますが、支払い期日はよく数日程度遅れていました。今回もこのケースに該当するものと思っています。でも、予断は許しません。
賃借人の方は外資系旅行業界にお勤めです。もしかしたらお勤め「だった」になっている可能性もあります。
「コロナ」の影響が私の生活にも影響を与えはじめた可能性もあります。
あらかじめ仲介不動産業者とは話をしています。当面1週間程度は放置して、その後不動産業者から状況を確認してもらう予定です。
家賃未払いのまま居座られるのが最悪の状態です。
現状の契約を変更せずに、半年程度家賃を半分にしたらどうだろうかとも考えています。それでも利益は出ますし、管理費を支払うことは可能です。
こういう状況ですから「惻隠の心(情)」は必要不可欠です。でも、約束(契約)を守ることも重要なことです。落としどころを探ることになりそうです。
おなじような状況が他所でも起こっている、或いは今後起こる可能性は高いと考えています。
甚だ不謹慎かもしれませんが、物件の下落は投資家にはチャンスになります。密かに期待しています。
政府による緊急措置発動 本当?
ガセネタであることを期待しています。
コロナウイルス対策で政府による緊急措置発動予定 1日か2日に という話を2つの違う筋から聞きました。具体的な中身は不明です。勿論真偽の程も不明です。
お医者様関連の筋からの情報です。
あってもおかしくはない話です。足下の状況は緊急事態ではないにしても、その一歩手前です。押さえ込むには、強引さも必要かと思います。今の状況からすれば世論の後押しもありそうです。
想像の域は出ませんが、一部業界を除く出勤停止や、学校等の無期限再開停止等かと思います。列を作るさいは2M以上前の人と距離を開ける等のルールが明示されるかもしれません。閉鎖措置に伴う金融支援があるのではと、勝手に想像しています。
銀行は閉鎖されないでしょうし、市場も閉鎖はされないと思います。
経済への影響は甚大であると考えますが、むしろ今やらないと取り返しがつかなくなる恐れがあります。
コロナ危機でも業績予想上方修正を発表する銘柄がある
3892 岡山製紙が3月27日に5月決算の業績予想を上方修しました。
少しですが先日購入したばかりなのでありがたい限りです。
世の中の景気落ち込みは避けられませんが、業績を伸ばす会社も必ずあるはずです。
売却して後悔していますが、コンタクトのメニコンなどはその筆頭の様な気がします。メルスプランが引き続き絶好調のようです。
他、公共土木関係の1414 ショーボンドや6403 水道機工 等にも注目しています。
当面そうした業界・会社を研究してゆきたいと考えています。
投資本格再開は少し先になりそうです。